【夕ごはん会のご報告】10/4 「昨日だった〜!」「今日だった〜!」「来週やる。」と運動会の話しで持ちきりの子どもたちと、岩手県の陸前高田市の方からいただいたサンマを、居場所の裏の畑で焼いて、みなで食べました。子どもたちもおいしいおいしいとたくさん食べていました。デザートには、スィーツ作りの上手なボランティアの方が、シルバーウィークのお泊まりで丹波で子どもたちが採った栗と、畑に自生するレモンバームの葉を子どもたちが摘んでくれたものも使い、ケーキをつくってくださいました♪

秋の気候の良い中、外で焼き立てのおいしいサンマに、合わせていただいたカボスをかけて、栗のケーキもいただき、秋を堪能。とってもぜいたくな気分だねと子どもたち、お母さんがたと話しながらいただきました。

日々、なかなか簡単な解決などみつからず、不安を抱えながら生きておられる方がたくさんおられます。ほとんどの方が単純な経済的な問題だけではありません。でも気のおけない仲間がいて、時々一緒においしいものを食べて、横で子どもたちがのびのびしている。困った時には駆けつけ、一緒に乗り越えようと支え合う関係があれば、それも多様にあれば、何とか生き延びていけると考えています。

「いつも一緒にごはんを食べている子どもたちを応援したい。」とよく分からない関係の、言わば他人の、同じ地域でもない子どもの運動会にお越しくださったシングルマザーの親子がおられました。とっても天気が良く、暑いぐらいの中、スタッフと一緒に子どもたちを応援することができ、とてもうれしい気持ちになりました。

子どもを社会で育てるって、こういう小さいけど自然な積み重ねなのかもしれないと感じ、あたたかい気持ちにもなりました。

様々な理由でしんどい状況に置かれている子どもたちを、顔の見える関係の中で、親と一緒に、どう見守り、育てることができるのか、答えはありませんが、実践を続けていきます。