【CPAOくらぶ GWツアーのご報告】

4月30日〜5月4日の4泊5日、ご好意でお借りしてもう3年となる、丹波市にある古民家、私たちの拠点の一つとなっている、丹美庵(たんびあん)で、子どもたちと、暑くもなく寒くもないこの気持ちの良い気候の中、思いっきり楽しむことができました。

新旧、地域内外の子どもたちが入り交じり、親子参加の方もいれば、親が仕事が忙しかったり、体調が悪かったりしてゴールデンウィークもどこにも行ったことがないといった子どもたちだけの参加も増えてきました。

丹美庵の庭や畑、裏山の大自然の中を走り周ったり、木に登ったり、虫やカエル、イモリを捕まえたり、野の花を摘んだり、部屋の中でゆっくり絵を描いたり、映画を見たり、天体観測をしたり、自由に各々のペースで過ごしていました。

また今回は、お隣りの篠山市にあるフィールドアスレチックにも行きましたが、子どもたちに大好評♪

いつもいざこざの多い子どもたちですが、思いっきり朝から夕方まで自然の中で身体を使って遊んでいると、まったくもめることなく、いつもはありえない譲り合うことまでしていて、お母さんがた、スタッフも驚くほどでした。

さらに大阪市生野区の新拠点をどういう場所にして、どういったものが欲しいかというワークショップを建築家の方をお招きし、行い、子どもたちと話し合うこともできました。

丹美庵周辺の方々も長期休みごとにやってくる私たちを、あたたかく見守ってくださっていることが伝わります。村の祭りにお誘いいただき、お赤飯やお菓子を分けてくださったりしました。

最終日には「もう、帰るの。また来てくださいね。」とお声がけくだり、いつもはとても静かだろう集落に朝早くからずっと元気な子どもたちが来て、さぞうるさいことだろうと思うのですが、、本当にありがたいです。

ご協力いただいたボランティアのみなさま、ご寄付をちょうだいしたみなさま、子どもたちは「めっちゃ楽しかった!」、「丹美庵大好き〜!」「まだいたい!」、「次の夏休み早く来ないかな?」と楽しかったことが伝わり、いい思い出ができたことと思います。ありがとうございました。

今日は子どもの日。
関わっている子どもたち、関われなくなった子どもたち、さらに出会っていない、しんどい状況に置かれている子どもたちが、子どもにふさわしい、安定した生活が送れるよう、これからも行動していきます。

見ようとすれば見えるはずの子どもたちのしんどい状況。
一人の子でもと行動に移してくださる方が増えることを願っています。