【CPAOくらぶ ぶつぶつ交換&ランチ会】

4月5日(水) 、朝から子どもたちは集まり、イベント準備を一緒にしました。ぶつぶつ交換会では、使わなくなったものを家から持って来てもらいますが、何もないという子は、集まったものをキレイ並べたり、そうじをしてくれました。

並べ終わると、来週からの新学期にむけ、ノートや鉛筆、少しずつ暖かくなってきたので、半袖や薄手の上着をもらい、すぐに着替える子も。みなに「にあうね。」「かわいいね。」と言われ、うれしそうにしていました。

午後からは、2年ぶり2回目となる、お寿司屋さんが居場所にお越しくださいました!

子どもたちは、4月のスケジュールを見てからずっと、「楽しみやわ〜」、「何食べる?」とワクワク楽しみにしていました。

今回もたくさんのスタッフ、板前さんがお越しくださり、ネタも高級店で出すものを用意してくださいました。

はじめにマグロの解体や魚のさばき方など、披露してくださり、子どもたちは珍しく熱心に見入っていました。マグロの中落ちを一人ひとり、スプーンでとり、食べさせてもらうと、みな美味しいと笑顔になっていました。

そのあとは、待ちに待った、好きなものをお品書きを見て、注文させてもらいました。「おれ、回る寿司しか行ったことないねんで。それも誕生日だけやで。」、「魚の味、全然違うなー!」、「もっと食べたいけど、あかん、お腹いっぱいやー。」などワイワイ話しながら、本当に美味しいお寿司を堪能させていただきました。

最後は、みな大満足で、お寿司屋さんのみなさんに手を振り、さよならしました。子どもたちと一緒にそうじして、「また、明日!」とわかれ、居場所の前の案内の黒板を見ると、「お寿司、おいしかったです。」、「楽しかった。」、「またきてください。」と子どもたちが書いているのをみつけました。本当にうれしく、満足したことが伝わりました。

前回、2015年に続きお越しいただきましたが、「子どもたちだから、こんなもんでいいだろう。」ということが全くなく、恥ずかしそうにしている子どもたちにも寄り添い、話しかけてくださったり、スタッフのみなさまの子どもたちを思う気持ちが伝わりました。

(株)海翔さま、今回も心のこもった会にしてくださり、本当にありがとうございました。いつもお世話になり、つないでくださった大阪市社会福祉協議会の方々にも感謝しております。

「これぐらいでいいだろう。」「仕方ないだろう。」といった「貧相な子ども観」を変えていきたいと考えています。

みなさま、引き続き、ご支援・ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。