昨日のあさイチの放送では5件のシングルマザーの方から相談のご連絡を頂戴しました。放送では全国の支援者情報をお伝えいただきましたので、そちらにも分散して声を上げて下さっていることを願っています。

以下にNHKあさイチの番組内で紹介下さった支援者情報などをHPにもお知らせして下さっていますので転載致します。

声をあげて下さっている方々は氷山の一画です。
周りにしんどい想いをしている方がおられる場合には、ぜひ何等かのサポートにつながれる様に、情報をお伝えしていただけますことをお願いいたします。

**以下、転載**

https://www.facebook.com/cpao0524?ref=hl

去年12月11日に、貧困状態に陥り追い詰められる母親たちの実態と支援団体の取り組みを放送。番組には大きな反響があり、支援団体には、「私も助けて欲しい」というメールが次々と寄せられています。 
そうした声に答え、今回は貧困に苦しむ母親たちが助けを求めることができる相談機関や、
貧困の背景にあるDV被害の救済制度など具体的に支援を受けられる方法を紹介しました。

「助けて」と言えない母親たち

「大阪子どもの貧困アクショングループ」の代表・徳丸ゆき子さんの元には、放送を見て「助けて」の声をようやく声を上げることができた母親たちからのメールが届いています。
「死んだら楽になる」とメールを寄せた40代のAさんは、仕事を失い生活に困窮する中で、孤立し、精神的にも追い詰められていきました。
徳丸さんは、Aさんの悩みを聞きながら食料支援や必要な福祉制度につなげるなどの支援を続けています。

母親たちの貧困の背景に“DV被害”

貧困に陥るシングルマザーの背景には配偶者からのDV被害の問題があること多いとされています。
夫のDVによる疲労から精神的な病を抱える人も多く、またDVから逃れる見知らぬ街で生活をするため、仕事が見つかりにくなどの理由が上げられます。

DV被害を受けた母親が知っておきたい制度

DV被害を受け、夫と別居している場合、下記のいずれかの要件を満たせば、離婚が成立する前でも「児童扶養手当」を受け取ることが出来ます。

1.「遺棄」
『父または母が子どもと同居せず児童の衣食住などの面倒も含め監護義務を全く放棄している状態』が一年以上あると認められた場合。
※児童扶養手当の窓口で所定の審査を受ける必要があります。

2.「地方裁判所の保護命令」
『被害者がさらなる配偶者からの暴力によりその生命または身体に重大な危害を受けるおそれが大きい』と認めた場合。

※裁判所への申請には煩雑な手続きが必要です。
各都道府県にある「配偶者暴力支援センター」に行けば、申請の手続きを支援してもらえるので、センターに行くことをお勧めします。

※各地域の「配偶者暴力相談支援センター」の連絡先は、次の内閣府のホームページに掲載されています。
ホームページ:http://www.gender.go.jp/e-vaw/soudankikan/01.html

シングルマザーの相談窓口一覧

【シングルマザーの支援団体】
シングルマザーが中心になって悩みの相談に乗ったり、利用できる福祉制度の紹介、行政手続きの同行支援などを行っています。

「NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ」
電話・ファックス:03-3263-1519(火曜 午後3時~午後9時)
メールアドレス:info@single-mama.com

「千葉市母子寡婦福祉会」
電話:043-308-3131(第1~第4水曜日 午後4時~午後9時)
ホームページ:http://www7.ocn.ne.jp/~boshi294/soudan.html

「NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西」
電話・ファックス:06-6634-7336
(月、火、木、金、土 午前10時~午後6時)
メールアドレス:smfkansai@orange.zero.jp

「大阪子どもの貧困アクショングループ」
メールアドレス:info@cpao0524.org

「女性のための街かど相談室 ここ・からサロン」
メールアドレス:coco.kara@nifty.com

「NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡」
メールアドレス:smffuk2008@spice.ocn.ne.jp

「NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島」
電話:024-983-1934(水曜 午前9時30分~午後3時30分)

「しんぐるまざあず・ふぉーらむ 沖縄」
メールアドレス:dp19010904@cx.lolipop.jp

「しんぐるまざあず・ふぉーらむ 北海道」
メールアドレス:hitorioya@hotmail.co.jp

【生活全般の相談】
「よりそいホットライン」
ホームページ:http://279338.jp/yorisoi/
電話(フリーダイヤル):0120-279-338(つなぐ ささえる)
どんなひとの、どんな悩みにもよりそって、一緒に解決する方法を探します。24時間通話料無料。全国どこからでも、携帯電話からもかけられます。

【DVの相談窓口の案内】
「DV相談ナビ」
電話:0570-0-55210(内閣府男女共同参画局)
配偶者などからの暴力に悩んでいるが、どこに相談したらよいかわからないという方を、支援に関する情報などを入手できるよう相談機関につなぐため、全国共通ダイヤルから、自動音声により、最寄りの相談窓口を案内する電話番号案内サービスを提供しています。