【CPAO 調理チームからのご報告】

7月3日(火)夕方、お母さんに連れられてファクトリーに来た子がいました。ぐずぐずとなかなか入りたがらずご機嫌ななめの様子。
どうしたのかなーと様子をみていると、少し経つと中に入ってきて、みながやっていた七夕の飾りつけを一緒に作りだしていました。

もうすぐ七夕だからといつも部屋の飾りを作ってくださるお母さんが、子どもたちにも教えてくださり、彦星と織姫を作る子どもたち。
七夕楽しみやねーとニコニコしながらせっせと作っていました。

夕方きた高校生の女の子が到着すると「おねえちゃーん!」と駆け寄っていくちびっこたちでしたが、その子は、他のお母さんに抱きついて離れたがりません。

「なんか熱い気がする…」というお母さん。体温を測ってみるとなかなかの高熱でした。急いで奥の部屋に一緒に行ってもらい、お迎えが来るまでずっとそばにいてくださりました。

絵本を読んでもらっている間にうとうととしだし、その子の手はお母さんの服をぎゅっとにぎっていました。それを見ていると他人をこえたつながりとはこういうものなのかもしれないと思わずにはいられませんでした。

お迎えがきたのはごはんの時間の少し前、残ったきょうだいの子に帰った子の分のごはんも持って帰ってもらうことに。少しでもたくさん食べて早く元気になってくれますように。(スタッフ ゆ)