【サマーツアー 9日目から最終日までのご報告】

8月7・8日は、小学校低学年までのちびっ子たちが中心だった、はしもと里山学校のキャンプが終わり、今年のサマーツアーのメイン、和歌山県新宮市のキャンプのため、中学年以上の子たちと入れかわる日でした。

橋本市にある支部、はしもとブランチには、部活終わりの中学生や日頃の活動は遠方で参加できない子たちがお母さんと一緒に集まってきてくれました。

8月の休みがこの日、1日しかないというトリプルワークをしたりするお母さんらには、はしもとブランチから歩いて行ける距離にある旅館で、ランチ&温泉でゆっくりしていただき、子どもたちは近くの川で遊んで過ごしたりしました。

8日は新宮まで車で3時間はかかるということで、はしもとブランチを朝8時に出発しました。進むごとにどんどん山は高くなり、川は熊野ブルーと言われ、透明でお天気が良くキラキラ光りキレイさを増していきました。

途中、大きな吊橋を渡ったり、お弁当を食べたりしながら、キャンプ場にお昼過ぎには着きました。子どもたちは早速、川遊びです。新宮市に引っ越された活動当初から支援くださる方も夕方には、カジキマグロやお肉を持参して、キャンプに参加くださり、BBQにしてふるまってくださいました。

9日は、スタンドアップパドルや支援者の方が持参くださったカヌーなどをするために、さらに素晴らしい場所を案内いただき、大自然を貸し切りで、半日過ごすことができました。子どもたちは思い思いに、魚を捕まえたり、初めはあまりの自然に圧倒されていましたが、どんどん慣れ「泳げるようになったよ、見て!」と披露してくれたりしました。

夕方まで思いっきり遊び、温泉に入り、流れ星が1分に1回は降るような星空に子どもたちは、感動しながら、早々に眠りにつきました。

10日は、キャンプ最終日。朝からお待ちかねだった本州最南端の那智勝浦の海に移動しました。向かいには何もない太平洋で、子どもたちはサーフィンをしたり、予定していたクジラ博物館にも行かないと、時間ギリギリまで楽しそうに遊んでいました。

拠点ブランチまで車で4時間子どもたちはぐっすり寝て着くと、ボランティアの方々らが、手の込んだ和食をつくり、「おかえりー!」と出迎えてくださいました。シャワーに入り、お土産話しをしなから、ごはんをたくさん食べたら、この日もすぐに寝ていました。

本来の初日が台風の影響で1日ずらしての13日間のツアーでしたが、今回も食材やご寄付、直接子どもたちと遊んでくださったりと、たくさんのみなさまのおかげで、参加前には「おれ、はよ死ぬねん。」と言っていた子も「生きてたらいいことあるな」と帰りには言っていました、子どもたちに今年も良い思い出や生きる希望が少しでもできたことだと思います。

また約2週間、ずっと参加していた子らの中には、夏休み前からごはん会でも、食欲減り、元気がなく、心配していたりしましたが、1日3食 食べて、遊んで、寝てと規則正しく過ごしているうちに、どんどん元気になっていきました。

給食のない夏休みがまだ続きます。なんとか子どもたちの日常を支えるために尽力していきたいと思います。みなさま、引き続き、ご支援・ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。