12月6〜7日(土・日) 季節が進み、すっかり冬になった、CPAOの支部、橋本市の拠点、はしもとベースで週末、子どもたちと過ごすことができました。

朝10時ぐらいからボランティアの方々が集合してくださり、2階の漆喰塗りの作業を行いました。

お昼からスタッフと車でやって来た子たちが15時前に来ると、ジャガイモ掘りに、お借りしている畑まで行きました。
木曜日のはたけ部でも採りましたが、さらに今回もたくさん採れて、子どもたちは「楽しいー!」と喜んでいました。
戻るともう夕方となり、ボランティアの方々は帰られ、子どもたちは順番にお風呂に入りました。地元の方がくださった入浴剤を「どれにしようかなー」とみなで選んでいました。

「気持ちよかった!」とうれしそうに笑顔でお風呂から上がってきて、いつものように髪をみなで乾かし合いし、終わった子から、これもいただいた昭和の雰囲気が漂うオモチャで遊んでいました。
「そろそろごはんにする?」とスタッフが聞くとみな口をそろえて「うん、食べる!」とのことで、オモチャを片付け、みなでごはんの準備。今回は白菜と豚肉のミルフィーユ鍋。鶏肉のお団子も入れると、とてもみな喜んでいました。デザートは橋本のとても甘くて濃い柿を食べました。
夜ごはんを食べたら寝るまで自由時間。本を読んだり、クイズの出し合いをしたりしていました。その横で木曜日のはたけ部で採り、干しておいたピーナツを茹で、殻むき作業をスタッフとお母さん方とでやっていると、「私もやりたい!」と手伝ってくれる小学生の中学年の子がいました。

殻をむきながら学校のことやお友だちのことやら話す中で、「私なー、早く高校生になりたいねん」とのことで、「そうなん、なんでなん?」とスタッフが聞くと「CPAOでバイトすんねん。ママにももう言った」とのこと。

この子は以前は警察官になると言っていたのですが、少し前から「将来はCPAOで働きたい!」と言ってくれていました。関わって6年、色んなことがあり、最近ではすっかり落ち着いてきて、子どもたちのリーダー的存在になってくれています。本当にこれまでたくさん遊び、寝食も数え切れないほど共にし、様々見てきた中でそう言ってくれるのがうれしく、「活動続けていくわな!」と伝えました。
ピーナツの殻はかたく作業は大変でしたが、、味見するととても甘くて、子どもたちにも大人気!火曜日の子ども食堂で出したいと思います。
朝はみなゆっくり8:30ぐらいまで寝て、起きたら恒例の子どもたちによる朝ごはんづくり。リクエストに応え、ホットドッグの用意をしておきました。役割分担して、はしもとベースのどこに何があるかも把握してきた子たちは、慣れた手つきでさっさと手早く作ってくれました。
朝からモリモリ、ホットドッグを3本食べた子もいました!
朝ごはんを食べたら「おとなは漆喰塗り作業やるけど、みんなは午前中ゆっくり遊んだりしとく?」と聞くとみな「リノベーションやる!」とのこと。

ローラーで土壁に水を塗り、湿気させてから表面をヘラで剥がしていく作業をやってくれました。
この部屋も白くなると見違えるほど明るくなりました。子どもたちがはがし、おとなは漆喰塗りをやりました。土日の作業で1室、ぼぼ完成しました。
土壁はがしが飽きた子たちは、1階の土間で、自分たちが採ったジャガイモの土をとり、保存する作業をしてくれました。
たくさん午前中に作業してからだじゅうが汚れたので、土間でランチをしました。鶏肉と揚げとネギの卵とじそばにしましたが、子どもたちは「あったかいし、ホッとする!」、「めっちゃおいしい、いつも食べたい!」と大好評でした。

食べたら、縄とびの練習したいと少しだけ公園に行き、戻ってお風呂に入ったら、帰る時間。月曜日の学校に響かないように早めに帰りました。

「学校いややな。もっとおりたいな」やらいう子たちに、「またお正月さんは1週間お泊まりやし、クリスマス会もあるし、また楽しいこといっぱいあるからね!」と手をふり別れました。

子どもたちは子どもらしく今回も過ごしてくれていました。これもサポートくださるたくさんのみなさまのおかげです。いつもありがとうございます。

またご報告させていただきます。