12月24日(火) CPAOくらぶのクリスマス会に続き、子ども食堂に参加してくれる子たちにもささやかながら、クリスマスイブのこの日は特別メニューを準備して待っていましたが、16時になっても子どもたちが来ません。

「クリスマスイブやし、みんな家でやるんかなぁ…」と、なかば残念がってると、通りのほうからわちゃわちゃとした声が聞こえてきました。
 

するといつも通りの子どもたちがたくさんやってきてくれました。
「自転車、ああやってとめたけど、これでええ?」とか「手洗い、うがいやろ?」と、ここに来てやることも理解し、だんだんと自分たちの場所になってきてるんだなと感じます。

「明日終業式やから宿題ないねん!」と、それだけでうれしくて踊りまくる子もいて、さっそくボードゲームを引っ張り出して遊んでいました。
「うちはクリスマスは25日にするねん。だから今日はここに来れてん!」と、ここにやってくるのが楽しくて仕方ないといった子たちで、その中には最近来れてなかった子もいて、「ひさびさに来れたー!」と、ウキウキしながらメニューも見ていました。

いつも食材提供してくださる、みなみやさんからはクリームコロッケをいただき、ごはんを一緒に食べてくださるお母さんからはみかんをいただきました。
他にもドーナツを持ち込んでくださる方もいたりで、クリスマスは子どもたちを喜ばせてあげたい!と思ってくださるおとなたちの気持ちがありがたいですね。

今回はスタッフも少ない中、子どもたちも調理を手伝ってくれました。
ポテトサラダを練ったり、グリルチキンの焼き加減を報告してくれたり。

「やったー!ご馳走やー!」と、みんな全種類お代わりの連続で、たっぷり作っていたおかずもみるみる減っていきます。

スープに入っている野菜が苦手な子も、「全部食べないとデザートないしな」と、できるだけ食べていました。

手伝いにきてくれた高校生の子が、「デザート、せっかくやからケーキっぽいものやってあげたい」と、プチ豪華なデザートも用意してくれました。

帰り間際、最後のサプライズで、子どもたち全員にサンタブーツのお菓子の詰め合わせを渡せました。
これはいつもお世話になっています、お寺おやつくらぶさんからご提供いただいたものです。

また他にも、この日にオーガニッククロッシングさんから届けていただいた野菜もスープやサラダに入れたり、ほんとにたくさんの方の心寄せが形となって、子どもたちに届けさせていただいております。

本年の子ども食堂はこの日で終了ですが、来年はまた1月7日からスタートします。本年も様々食材やご寄付のご提供いただきありがとうございました。

明年もまた引き続きご支援ご協力くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
またご報告させていただきます。