大阪市西成区、釜ヶ崎で120食ほどのクリームシチューにジャムトースト、コーヒーやハーブティーなどを、ハピネスライフさんとのコラボで提供することができました。
この日は、CPAOの橋本市にある支部、#はしもとベース での年末年始のお泊り会が午前中に終わり、子どもたちを自宅に届けたあと、
拠点がある大阪市生野区のオフィスに戻り、午後から前日にボランティアの方が作ってくださったクリームシチューに、マスクや石鹸といった衛生用品などの備品をキッチンカーに積み込み、釜ヶ崎に出発しました。
お正月三が日にも関わらず、ボランティアの方が多数参加くださり、10人体制で行うことができました。役割分担をして予定通り、15時からオープンしました。
長年関わる、いくつも仕事をかけ持ちされているシングルマザーの方も駆けつけてくださり、本当にうれしかったです。
*あまりにたくさんの方がすぐにボランティアに応募くださり、お断りしたみなさま、また次の機会にお願いいたします!
キッチンカーの前には、すぐにたくさんのみなさんが並んでくださり、クリームシチューが寒くてなかなか温まらなかったのですが、みなさん優しく待ってくださり、その時間におしゃべりをさせていただくことができました。
「隣の生野区から連帯の思いで来ました」とお伝えすると、みなさんで「ありがとう!」と拍手してくださったり、「俺も生野出身や。25年前やけどな」と言う方や、メニューについて感想をお聞きすると、「カレーの方がいいな」と教えてくださったり、「シチューやジャムトーストは、珍しいからうれしいな」と言ってくださったり、あとは「○○公園行ったか?あそこもオレらみたいなん集まってるぞ」と他の方々のことを心配されていたり、
また、「コロナ始まってからここで何人も死んでんねんで、仕事もほんまないからな」など辛い話しを教えてくださった方もおられました。。
オープンして1時間ほどですぐに用意していたものはなくなり、終了となりました。寒い中ではありましたが、よく晴れた気持ちの良い中、「おいしかった!」とたくさんの方が言ってくださり、うれしく思っています。
ですが、夕方に近づくにつれ、どんどん風は冷たくなり、みなさんが無事でいてくださることを願うしかなく、「また来ますね!」とお伝えし、生野に戻りました。
いつもは子どもを中心にした活動ですが、問題は地続きです。分断せず、つながりながらこれからもできることはわずかながら、行動していきたいと思います。
スープキッチンについては、コロナ拡大の様子など見ながら、また続けていきたいと思っています。
ハピネスライフの井手さん、色々ご指南いただき感謝しています。
また開催が決まりましたら、お知らせいたします。
2021.1.7