10/12、CPAOも参加した「反貧困フェスタやねん!2014」について毎日新聞で紹介いただきました。

子どもの貧困:テーマに公園で報告や相談窓口 東住吉区で市民イベント /大阪

 貧困問題について考える市民イベント「反貧困フェスタやねん!2014」が12日、大阪市東住吉区の長居公園自由広場で開かれた。「子どもの貧困」をテーマに支援団体による報告があり、相談窓口が開かれた。

年収が平均の半額を下回る世帯で暮らす子どもの割合を示す「子どもの貧困率」は12年、16・3%と過去最悪を更新している。

フェスタでは、母子家庭を支援する「大阪子どもの貧困アクショングループ」(大阪市西淀川区)の徳丸ゆき子代表が、子どもの貧困をめぐる現状などについて、全体説明。府内でも地域で格差が広がり「貧困家庭が半数以上という地域もある」と指摘した。

母子家庭への聞き取り調査で、多くの子どもが持っているゲーム機がなかったり、多くが訪れるテーマパークに行けなかったりということがいじめや不登校につながるケースがあるという。「負の連鎖を止めるため、自治体に訴え続けていくことが必要だ」と語った。

分科会では「奨学金」「定住外国人の子ども」などをテーマに考えた。

ほかに、フリーマーケットや飲食店が開かれ、健康診断や法律相談もあった。【黄在龍】
2014年10月13日