【CPAOくらぶ/カメラ部&クッキング部のご報告】9/27 日曜日、13時からの活動に合わせ12:30に松野農園に到着すると、もう入り口前に子どもたちが何人も遊んで待っていました。みな一斉に話しかけてきます。「あんな、あんな、今日〇〇さん、風邪引いてゴハンなかってん。」「朝からお母さんおらんかって、パン一枚食べただけやねん。」

現在、子どもたちの「まずは、ごはん!」を地域でサポートするため、連携を始めています。他団体では、土曜日にクッキング教室を開いたり、日曜日のランチに食事を提供してくださる所があります。私たちは週2-3回、水曜日の夕ごはんと日曜日にクッキング部ということで作って自宅に持ち帰ってもらっています。

10月からは不定期の金曜日も毎週夕ごはん会を開きたいと準備を始めています。今後、近く、いつでも子どもがお腹が空いたら、地域のどこかで、ごはんが食べられるようにしていこうと、新しい企画を立てている所です。

そして、今回、子どもたちがお腹が減っていた理由は、他団体の日曜日のランチが、主催される方々が風邪をひかれ、中止となったので、子どもたちは食べられなかったとのことでした。

「わかったよ〜、ごはん炊くと時間掛かるから、そうめんでいい?」とスタッフで急ぎお鍋にお湯を沸かしました。みなペロリと大量に湯がいたそうめんを平らげ、13時からだったカメラ部は、30分遅れで始めました。

カメラ部に作業は佳境を迎えています。各自夏休みに撮りためたものから1枚ずつ展示するものを選び、全紙サイズにプリントまでしたので、タイトルを考えるというのが今回の目標でした。

その前に子どもたちにイメージをふくらませてもらおうと、カメラ部のリーダー、刀川さんが、シルバーウィークでキャンプ中に子どもたちが撮った写真に音楽をつけてくださり、プロジェクターに大きく映し、スライドショーにして子どもたちと一緒に見させていただきました。ボランティアの方が作ってくださった、熱々の焼き芋をたべながらです♪

キャンプはつい先週の話ですが、行った子どもたちは「あ〜、また行きたい〜!」行けなかった子は「次は行きたい〜!」と盛り上がるほど、子どもたちがそれぞれ撮った写真は活き活きとした、子ども同士で撮ったもの、おとなの表情などあり、子どもだから撮れる素晴らしいものでした。

気持ちが上がった所で、各自選んだ写真にタイトルを考えていきました。周りからも色んな案をもらいながら、最終的には、撮影した子が、撮った時の気持ち、撮った人への想いなど思い出し、おとなの発想にはない、とっても素敵なタイトルをみな自分で考えてくれました!

あとはフレームに入れ、展示方法を考えるだけ、あと2回ほどで終わりそうです。写真展 の予定は10月後半、オープニングイベントと常設展示を松野農園で行う予定です。詳細決まり次第、追ってお知らせいたします。

カメラ部が終わると、クッキング部です。今回は何とある団体の方より、すき焼きの食材を大量にいただき、子どもたちが大好きな肉、黒毛和牛をたくさん食べてもらうことができました!子どもたちはたくさんある肉のパックを見ただけで、「わ〜、きゃー!」と歓声があがり、「こんなお肉始めてみた〜!、おいしそう〜!!」と顔を輝かせていました。

みなで野菜を切って、炒めて煮て、いつもの様にハプニングで予定は遅れ「来週の運動会、がんばるぞー!」など言いながら、急ぎ、家族の分も持って帰ってもらいました。少し遠方に住む方々にもおすそ分けをしたく、子どもたちにはゆっくりできずに申し訳ないなと思いながら、スタッフと車で配達に周りました。様々しんどい状況にある親子らにエールの気持ちでおすそ分けもさせていただくことができました。子ども一人ひとりに「色んな人が応援してるからね!」と言って手渡しています。

子どもたちに「世の中、捨てたもんじゃない」、人や社会を信じて欲しいと活動しています。私たちが活動できているのは、心ある方がたくさんおられる証です。今回もボランティアの方々、食材のご提供などいただき、感謝しきれない思いです。引き続き、子どもたちにあたたかさを伝えていきたいと考えています。ご支援、ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。