【クリスマス会のご報告】
12月23日(水・祝) 、14:00〜19:00、地域内外の子どもたち21人、お母さん方7人、スタッフ、ボランティア、総勢40人以上が集まり、大変にぎやかな会となりました。
いつもながら、食材やお菓子のご提供にご寄付、調理や子どもたちと遊んでくださるボランティアの方々など、たくさんの方のお心寄せが集まり、おかげさまで、いつもガマンが多かったり、様々な問題を抱えしんどい状況にある子どもたち、シングマザーの方々と共に楽しいひと時を過ごすことができました。
はじまりのゲーム大会では、みなさまからいただきましたキーホルダーや文具を景品にしたジェスチャーゲームなどをしたところ、小さい子たちも一生懸命、身振り手振りで動物のマネをしたり、大きい子たちも「ともだち」といった少し難しいお題にもなかまと協力したりして、かなり盛り上がりました♪
次は、クラフトワークショップということで、おりがみでクリスマスツリーをつくったり、これもいただいたボードゲームで遊んだりしました。
そうこうしていると、部屋中にいい匂いが漂ってきて、、前日から仕込んでおいてくださったとっても豪華なクリスマスディナーが、調理ボランティアの方々の力で素敵な仕上がりで出来上がっていました!
いつも以上のごちそうに、子どもたちの「わー!!」という歓声が松野農園に響きました。差し入れのシャンメリーで乾杯して、クリスマスディナーです。「これがおいしい、私はこれが一番!ぼくはぜーんぶおいしい♪」やら、わいわい話しをしながら、ぺろっと子どもたちは平らげてしまいました。
終わると、子どもたちは和室で映画大会です。おとなはやっとゆっくりできる時間。お母さんがた、ボランティア、スタッフで、差し入れのシャンパンで乾杯して、ほんの束の間、ゆったりお話ししながら、ごちそうをいただきました。
映画が終わると、これも手作りのクリスマスケーキです。
イチゴがたくさんのったケーキにしました!子どもたちは別腹⁈で、これまたおいしいおいしいとみな食べ、これまたご提供いただいた、クリスマスプレゼントを持って、お別れの時間です。
帰りの時間が近くなると、顔が曇っていく子たちがいます。でも「また、来てね!待ってるよ。」とスタッフは手をふり見送ります。暮らしを安定させたいと思いながら、足りないことだらけの子どもたちを目の前に、申し訳ない気持ちが募ります。
つらい日々を送っている子どもたちは日本中にたくさんいます。そんな子たちも健気で元気に地域で遊んでいたり、部屋の中に閉じこもっていたりして、気づきにくかったりします。ですが、たくさんのサインを彼らなりに出しています。
今日はクリスマスイブ、明日はクリスマスに、すぐお正月。それに学校は給食のない冬休みに入ります。「まちが浮かれる、この時期が大嫌い!」といった高校生がいました。
みなさま、寒い思いをしたり、お腹を減らしていたり、寂しい思いをしているような子がいないか、地域の中でつながり、つなげる。あたたかいまなざしをいただけますよう、よろしくお願いいたします。