【CPAOくらぶ ウィンタースクール&ごはん会・お節発送のご報告】

12月27・29日と冬休み中の子どもたち。午後一番、「お腹減ったー!」とやって来て、昼ごはんを一緒に食べることから活動は始まります。

通常の活動日は、部活やバイトで忙しかったりする中高生や地域の子たちも遊びに来てくれ、にぎやかな年の瀬となりました。

また今年3月に引っ越しして来た時には、ただの箱のような状態だった居場所、たつみファクトリーも活動しながらの工事でしたが、大きい工事はなんとか年内に終えることができました。

シャワーや洗濯機にベッドも設置し、子どもたち念願だったテレビゲームもご寄付いただきました。来年はさらに生活の場として展開していきたいと考えています。

居場所活動とは別に、年末恒例となったお節づくりチームの方々が70名分を今年は用意してくださり、発送くださいました。感謝しきれません。

ですが、居場所にお越しいただける方も、食糧を発送できる方もしんどい状況に置かれている方々もほんの一部。

今もなお、お腹を空かせたり、寒い、こわい思いをしてい子どもたちがたくさんいるでしょう。

「助けて!って言ってもええねんで」から始まった私たちの活動ですが、全国からいただく、あまりのSOSの数の多さに、すべてていねいに対応することができなくなっているのが現状で、申し訳なく思っています。

年末年始も食べものがないなどありましたら、info@cpao0524.org までご連絡ください。
とりいそぎ、なんとか食べものだけでもお送りさせていただきたいと思います。本人、お知り合いの方でも結構です、ご連絡ください。

数に圧倒されず、続けるには、心ある人がつながり、少しずつでも枠を超え、1人の人でもと支え合う関係をどうつくっていくか考えるしかありません。

来年3月には、今年始まった「生野子育ち社会化研究会」
(✳︎研究会についての紹介記事は以下をご覧ください。
http://diamond.jp/articles/-/106073)

キックオフシンポジウム、
「子どもの貧困対策の未来〜子ども食堂を超えて〜(仮題)」を予定しています。

詳細は来年、お知らせいたします。

今年も本当にたくさんの方々の子どもたちへのお心寄せにより、なんとか活動を無事続けることができました。

来年もよりしんどい子どもたちを中心に活動を続けて参ります。
引き続きの、ご支援・ご協力をくださいますよう、何卒、よろしくお願いいたします。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。