【CPAOくらぶ 農×芸部のご報告】
4月12日、今年3月から始まった毎水曜日の部活動の日でした。
子どもたちは放課後やってきて、自分たちで作業して、この日は夕ごはんを持ち帰ります。
今回はうどんづくりや野菜のプランター用の棚づくりの作業をしていました。
初のうどんづくりでしたが、パンづくりで慣れてきた子がいたので、「手、洗いやー!」と他の子に伝えたり、調理道具の場所も覚えていたり、分量を計り、こねたり、切ったり、片付けも自分たちでやり、スタッフはほとんど何もせず、見守るだけ。子どもたちだけのチカラでやり遂げました。
少しだけゆでて味見しましたが、つるつるしていて、初めてにしては上出来でした。みな、うれしそうに「家で食べるわー!」と持ち帰りました。
野菜のプランターを作ると言っている子は、マイメジャー持参で、設置場所を何度もはかり、他の子にもアイデアを聞きながら設計図を書き、「おれ、めっちゃ、野菜つくりたいねん。」とか「算数苦手やねんけど〜!」と言いながら、必要な材料のサイズや数を何度もやり直し、計算していました。
ハッサクジャム作ったときに、ある子のアイデアで、虫除けをつくろうと干していた、ハッサクの皮でしたが、すっかり乾いたので、レシピ通り火をつけてみると、蚊取り線香のような香りと、少し柑橘類のニオイがしました。
本当に効果があるのかは分かりませんが、夏になったら使ってみようと思います。
「欲しいものは、自分たちでつくる!」
少しずつの試みですが、子どもたちは「もっとやりたい!」という気持ちが出てきたり、自信がついてきていることを感じます。
子どもは社会で育てる。
おとなは子どもが育つ環境を整える。
具体的な取り組みを引き続き、行っていきたいと思います。