【CPAOくらぶ 月1お父さんプロジェクトのご報告】

2014年3月から少しずつ行ってきたこの活動。
メンバーの子どもたち、長い子はすでに3年半近く、毎月1回ぐらい、顔の見える関係の中でボランティアの方のお宅に遊びに行ったり、お出かけしたり、お泊まりしたりして、すっかり親せきのような関係になっています。

「みんなで遊ぶのも楽しいけど、一人だけで好きなところにも連れて行って欲しい!」こんな声などから始まった活動でしたが、このお盆休みも、スタッフの家族と一緒にお出かけした子がいました。

鉄道好き(乗り鉄!)の子のリクエストで青春18切符を使い、大阪から金沢の電車の旅に出かけました。ずっと先頭車両に立ったまま、電車が切り離されるとなると降りて見に行ったり。笑顔でスキップしたり、とてもうれしそうで、楽しんでいる様子でした。

「まずは、ごはん!」の活動ですが、その次は「思いっきり遊ぶ」。たくさんの年齢も違う、多様な中で遊ぶことも必要ですが、「私を見て、僕とだけ遊んで」という自分だけを見て欲しい、寄り添ってもらいたいというニーズにもさらに応えて行きたいと思います。

「月1お父さん」という名前になっていますが、月1お母さん、おばさん、おじさん、お姉さん、お兄さんでもよく、自分を思ってくれている人がいると実感して欲しい。一緒に遊んだりごはんを食べたりしている中で、気が合うなという顔が見える関係を大切に、自然なつながりの中で少しずつ進めています。

「社会で子どもを育てる」ための試行錯誤、さらに続けていきます。