【初 CPAOくらぶ 週末里山ツアーのご報告】

11月11.12日(土日) 、イベント的にではなく、暮らしをさらにサポートする試みが始まりました。レギャラーメンバーの高学年から高校生の子たちと、2日間、はしもとブランチを拠点に海や里山で過ごしました。

初日は、長年ボランティア協力くださっている方々に優しく教えていただきながら、海釣りに行きました。子どもたちは何とか、みな魚を釣ることができ満足した様子でした。

海から帰る間際、学校や家でも気持ちが荒れがちなある子が、海に沈む夕陽を見ながら、今回来れなかった子が見たいと言っていたことを思い出し、「〇〇ちゃん見たかったやろな。」と言っているのを聞き、本来、優しい子で、それがなかなか発揮できない環境を悲しく思いました。

夜には、はしもとブランチに到着。「広い、キレイ、おウチみたい〜!」と気に入ってくれた様子でした。お風呂に入り、ボランティアやスタッフが作った寄せ鍋に、子どもたちが釣った魚を刺身にしていただきました。

みな疲れた様子で、フカフカのお布団でニコニコ笑顔、うれしそうに早めに寝ました。

翌日は朝から、はしもとブランチ近所の自然、畑の先生が来てくださり、庭の花壇のお手入れを教えてもらいながらみなでやりました。子どもたちとまた、イチゴや大根、ほうれん草やらも植えようと言っています。

終えると、はしもと里山学校に移動。今回も芋掘りに、自然観察会に標本づくりも垣間見せていただいたり、柿をもいで食べたり、川で魚を取ったり、楽しいこと盛りだくさん。自由に過ごしていました。

お昼ごはんには、みながとったサツマイモを、石焼きイモにしたり、里山でとれたカボチャやらがたくさん入った、具沢山の豚汁をいただきました。

2日間、自然の中でたくさん遊びましたが、帰る時間になると、いつものように「帰りたくない。。」そんな子もいましたが、「みなの場所だよ、また来よな。」と言って帰りました。

今回一番の驚きは、いつも寝転んでスマホばかりいじっている高校生。目を輝かせ、里山学校のスタッフのみなさんについてずっとカラダを動かしていたこと。「自然は気持ちいい。毎週末、来たいとのことでした!

人は人の間で育つと言いますが、それがしんどいということも多々あります。鳥が木の枝で少し休むように、子どもたちが、はしもとブランチを拠点に心ある方々と共に、自然の中で過ごす時間を増やし、本来のチカラを取り戻すような取り組みにしていきたいと考えています。

また報告させていただきます。