先週の土曜日は、毎月行っている子どもの貧困に関する勉強会を実施しました。セーフティネットから抜け落ちる子どもたちシリーズの第3弾「セーフティネットから抜け落ちる外国にルーツを持つ子どもたち」というテーマでゲストは「多文化市民ネットワーク 根っこ(http://tabunkanet.blog130.fc2.com/)」の石田みどりさんにお越しいいただきました。
<内容紹介>
①参加者自己紹介
②CPAO団体紹介 ※最新の団体概要はこちら http://goo.gl/ZImA4u
③ゲストトーク&Q&A
内容 ※レジュメより
1.根っこの活動内容
・外国人市民の交流の場づくり
・多文化共生のまちづくりへ向けた活動
2.「外国にルーツを持つ子どもたち」
・ナニジン?-多様なルーツ、国籍のありかた
3.「外国にルーツをもつ子どもたち」と「貧困」
(1) 私が出会った子どもたちの話 -事例紹介
(2) 構造的な問題
外国にルーツをもつ子どもたちと貧困 を考えるポイント
・日本語
・セーフティネットの薄さ
4.「子どもの貧困」に関わる人に伝えたいこと
(1) 外国にルーツをもつ子どもたちの多様性
(2) 日本社会の問題
(3) 「同化」ではなく「共生」の視点を
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今回さらに社会の弱い立場に置かれている、外国にルーツをもつ子どもたちやシングルマザーの現状についてお話をいただきました。今回の外国にルーツをもつ子どもたちの現状はさらに見えにくく、石田さんの長年サポートされてきた現場のお話は興味深く、参加者のみなさんからは、ゲストトークが終わっても質問などが相次ぎ、ほとんどグループワークの時間もなくなる程でした。

制度のすきまが社会の弱い立場におかれている方々にしわ寄せがきています。不利が重なり子どもたちが夢や希望が持ちにくくなると、引いては日本社会全体に及ぶ問題となっていくでしょう。引き続き、このテーマについても学んで行きたいと考えています。

※ 今後の予定:7/5(土)アウトリーチ、7/27(日)勉強会拡大版/CPAO1周年記念イベント「隣る人」上映会&トークライブ(http://goo.gl/MxbHgo)