【支援情報の共有/DV】

実際のDVケースを必要な支援につなげるにあたって、備えておくとよい情報を共有します。

内閣府HP→主な政策→女性に対する暴力の根絶で、以下のページに飛びます。
http://www.gender.go.jp/e-vaw/index.html

お時間があれば一つ一つ読めるとよいのですが、パンフレットのページをクリックすると、概要をざっとつかむことができると思います。

特に9ページめの、支援のフローチャートは何年も前から繰り返し使われているものです。
http://www.gender.go.jp/e-vaw/book/images/pdf/stoptheboryoku21.pdf

DVケース、虐待ケースどちらも、どの相談窓口からでも支援につながるようなしくみにはなっていますが、DVケースでは当事者が思い立って相談に至ることが多いです(暴力の影響が子どもに及んだ段階で逃げる決意をする女性が多いので、虐待の被害を受けた子どももDVケースに含まれて支援されることになります)。

また、親(実母が多い)の虐待や遺棄、逆に搾取から逃れるために本人とその子どもとが一緒に保護されるというケースも一定数あります。

一方、子どもの虐待そのものがメインのケースは、周囲からの通報や関係者の判断から子どもの保護に至ることが多い、という大きな違いがあり、貧困と暴力の連鎖を断ち切るうえでのアプローチもまた異なっている、と私は思っています。

DV被害によって母子が一時保護されたあとどうなるのか、当事者がどんなプロセスで保護命令を申し立てて発令に至るのかなど、これからも具体的にお伝えできることでしたら共有しますので、ぜひぜひ疑問点をお知らせください。

配偶者からの暴力被害者支援情報 | 内閣府男女共同参画局
平成13年4月「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」が制定されました(平成16年及び平成19年に改正)。内閣府男女共同参画局では、配偶者からの暴力の被害者支援に役立つ情報の提供を行っています。

また今後、一時保護の流れについて具体的に解説できればと思っています(シェルターと施設入所がごっちゃになってる方が多いと思いますので)。