【パジャマナイト♪のご報告】

1月23日17時〜24日13時は、子どもたちの大好きな月に1回のお泊り会の日でした。この冬1番となる大寒波の週末、古民家の松野農園はとっても冷えるだろうと「お泊りは中止にしない?」と子どもたちに相談しましたが即、「ムリ〜!」「絶対、いややっ!」という要望により、予定通り行うことに。

メニューはたくさんいただいた白菜をつかおうと餃子にしました。前日からボランティアの方が仕込んでくださり、皮からみなで手作り。大量の白菜やニラを刻み、分厚いのや「ピザですか?」というほど大きいのや色んな皮に、包む係りも大苦戦しながら、いつもよりかなり時間が掛かってしまいました。

でも、スープ餃子に水餃子、焼き餃子、あげ餃子と餃子パーティーとなり、とってもおいしくできました。土曜日で、朝からほとんど何も食べてないという子どもたちが多く、みないつもにもましてよく食べていました。

餃子に格闘し遅くなったこともあり、子どもたちがこれまた大好きな銭湯は、風邪を引いている子もいて中止にしました。その代わりに、子どもたちは足湯につかり、暑いお湯で身体をふき、あったまってからみなお布団に入りました。

翌朝は、やはりとっても寒く、起きるとすぐに子どもたちは「動いてた方がいいわ〜」と布団を片付け、部屋をそうじをしたり、朝ごはんの支度を始めました。朝から子どもたちは本当によく食べます。差し入れにいただいていたパンを焼いて、餃子の残りをスープにして、モリモリ食べました。

10時の開始に合わせてやって来た、お泊りしなかった子どもたちも一緒に、100インチの画面でのシネマ部(映画鑑賞会)です。「イントゥザヘッド」でしたが、いつになく、みな集中して見ていました。

子どもたちが映画を見ている間に、寒い中、調理ボランティアの方に駆けつけてくださり調理開始です。ランチはシーフードのクリームパスタとカリフラワーや赤かぶのサラダに、デザートはボランティアの方が焼いてきてくださった、ホワイトチョコレートとクランベリーの入ったケーキ、焼きリンゴ添えとごちそうです。

映画が終わると、ミカンも2個ずつ食べていたのですが、、「おなか、すいた〜!!」とパスタのいい匂いにつられてキッチンにやってきました。みんなで「おいしいね〜と言い合い」食べる終わると、片付けの時間です。

「一緒につくって食べて片付ける。」少しずつ、「私、これやるわ」「あんた、これな」と子どもたちだけで話していたり、定着してきていることを実感し、うれしく思う反面、、

今回も、、一触即発といった場面も何度かありました。いつも少しのことで言葉がきつく、手や足が出たり、暴力的なことが多いですが、それはおとな社会のうつし鏡。子どもたちだけに偉そうなことは言えません。

子どもたちと一緒に、差別や排除といった「暴力」を乗り越え、共に生きるということを摸索していきたいと考えています。

たくさんの方々の心寄せで、無事、おいしくたくさん食べて、楽しく終わることができました。引き続き、みなさま、ご支援。ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。