【CPAOくらぶ 年末年始お泊まり会のご報告】

新年あけましておめでとうございます。
みなさま、良いお正月をお過ごしになりましたでしょうか?

私たちは、12月30日から1月2日まで、2、30人の子どもたちと一緒に無事に過ごすことができました。親がお正月も仕事だという子たちや、日頃は遠く来れない子たち、通いで毎日来てくれた子たちもいました。ボランティアの方や、日頃関係のあるみなさんもたくさん遊びにお越しくださり、にぎやかな年末年始となりました。

恒例の丹波の古民家ではなく、初の拠点、たつみファクトリーでのお泊まり会でしたが、想定していた通り、お正月もお腹を空いたとやって来る子どもたちも来てくれ、なんとか間に合ったシャワーブースでサッパリし、初めてという子たちばかりのクリスマス会でサンタさんにもらったテレビゲームもでき、コタツやらももらい、すっかり家のようになった居場所で、子どもたちは思い思いに過ごしていました。

また30日は、近隣を散歩し、にぎあうコリアタウンで子どもたちが好きなものを選んで買い食いしたり、鶴橋の市場で買いものしたり、大晦日にはお寺でカウントダウン、2日には初詣に行き、おみくじを引いたり、いつもの如し、小競り合いはありながらも、、みな笑顔がこぼれていました。

お泊まりは初めてだった中学生の男の子が、小さい子たちが始終離れず、ゆっくりできず心配していましたが、「ここは子どももおとなも元気で、なんかいやされた!」と帰っていき、ホッとしました。

お越しいただいた方からも「大家族のようだ。」、「誰がスタッフでボランティアで家族、きょうだいどうしなのかも分からない。なんとも言えないあったかい、いい感じですね。」と言ってくださり、過ごした日々の積み重ねでいつの間にか親戚のような関係となっていることを実感します。

さらに今年度もお泊まり会に参加できない方々にお節のお届けをさせていただきました。調理ボランティアの方々は70人分もご用意してくださいました。

活動を続ければ続けるほど、世の中捨てたものじゃないということを痛感します。

しんどい状況にあればあるほど、声をあげるのは気力や勇気が必要ですし、うまくサポートしてくださる方ばかりでもありません。でもあきらめず声をあげ続けてください。
「助けて!って言ってもええねんで。」の原点をわすれず、本日からまた活動が再開します。

子どもたちの育ちをサポートするため、心ある方々とつながり地道に活動を続けていきます。

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。