【CPAOくらぶ 居場所&ごはん会のご報告】

全国的にもインフルエンザが猛威を振るっておりますが、なんとかそこをすり抜けて、子どもたちと先週も週3日、活動をすることができました。

最近はそれぞれが落ち着いて遊んでる姿をよく目にします。
いややーと言いながらも宿題をやる子。
毎回、なわとびが上手になっていく子。
LaQで新しいものを完成させる子。
ピアノ部のために練習をする子。
パソコンやDVDプレーヤーで映画を観る子。
その間を走り回る子もいて、それぞれが自分の場所を見つけて思い思いに過ごしてくれてます。

ひとりひとりにとっての「シーパオ」は違うのでしょうね。
ここは何の場所?
あのごはんはどこからくるの?
あの大人は何者?
そういう?はいろいろあっても、そんなことどうでもよくなるぐらいみんなそれぞれ「シーパオ」が好きで、いつの間にかもうひとつの家みたいになってきています。

あるスタッフが体調不良で休みました。
普段通り遊んでる子どもたちが、それぞれ思い出したように自分のタイミングで寄ってきて、
「なあなあ、○○さん大丈夫なん?」
「ごはん、食べてるんかな?」
「ちんぱいちてるねん」
と伝えにきてくれます。
なんとも嬉しいつながりです。

つながりといえば、いつも平飼いの卵をご寄付いただいている蓮ヶ峯農場さんから、この度ひねどり(親鳥)をいただき、今回のごはん会ではハンバーグとなって食卓に並びました。
今回はゆっくりとは時間が取れませんでしたが、いつも卵料理のあの卵はこの子から産まれてきたことや、畑やプランターで野菜なども一緒に育てていったりして、つながっていく“いのち”について考える機会も、もっと作っていきたいですね。

いつも肉に魚、野菜などの食材はすべて心ある方々からのご寄付によって成り立っているCPAOのごはん会。
みなさまがお心寄せいただくご寄付は、お腹を満たすと共に、子どもたちに「世の中捨てたもんじゃない」というメッセージを伝えていけます。ひとりで生きてるんじゃない、いろんな人や物の中にあって、それぞれが自分なりに何かを感じてもらえるためにも、安定した環境作りと関係性を続けていきます。