【CPAOくらぶ ごはん会のご報告】

11月27日(火)。いつもの子どもたちに、おかあさん。今日は遠方からも少しだけ来てくれた子もいて、久しぶりに顔を見合わせて、お互いニヤってなりました。

「CPAO来たら楽しいことある♪」
そう思ってきてくれるその子は、おかあさんの用事に付いてきただけでしたので、少しの時間だけしか居れません。なのでクリスマス会や年末年始などのワクワクする話をして「また次な!」と、楽しみを確認してお別れしました。

自分たちスタッフも、日々忙しいことに追われながらも、“馬の先にニンジンをぶらさげるように”子どもたちと楽しめる日を目標にすえ、なんとか乗り切れてます。
だからその日を迎えたら、いつも子どもたちよりはしゃいでしまうのでしょうね。

調理チームも新たに加わってくれたメンバーと今までの方とで毎回あれこれ相談しながらまた新たなメニューも作ってくれたり、ストッカーも片っ端から大整理してくれたりと、どんどんチームがブラッシュアップされていくのが分かります。

そこにはいつも、周りを見ながらすぅーっとサポートに入ってくださるおかあさんがいます。
時にキッチン、時に洗濯だったり、子どもたちと遊んでいてくれたり、いつのまにか、CPAOにはなくてはならない存在になっています。
決して器用な方ではないのですが、「子どもたちは多様なおとなで育てたい」という私たちの思いに同じくしてくれていて、また子どもたちとも同じく、CPAOには自分自身が楽しいから来るのですと言ってくださる方です。

今回、こんなのことがありました。
ごはんの後は、みんなで片付けをするのですが、ある子がそれを避けるかのように、急に部屋の隅で宿題を始めました。
そのおかあさんは、自分の子ではありませんがこう声かけました。
「○○ちゃん、片付けしよ」
そう言っても無視。
「なー○○ちゃん、やろうよ!急に宿題するるなんて…」
そう何回言っても、顔を上げることもありませんでした。
その子は何かあるとすぐスネる傾向もあり、スタッフの判断でも、また他の子ともめてスネてるのだなと見ていました。

どんどん閉じこもる様子だったので、割って入って対応しましたが、そのまま送迎の方が来て、帰っていきました。
あとからそのおかあさんから聞かれました。
「やはりスネてたんでしょうか?ちょっと強く言い過ぎたかな?」
こう答えました。
「おそらくそうだと思います。でも、○○ちゃんは以前、CPAOに行ったら宿題ちゃんとやっといでや、と親から強く言われてたこともありました。もしやらずに帰ってそれがバレたら…。とか、そんなことも頭をよぎって。でもあれはスネてただけでしょうけど。ただ、やはりいろんなことを想定して対応することで、頭ごなしにだけはならないようにしていきたいですからね。」
そう自分の思いを伝えると、そのおかあさんは、
「あーもっと子どもの気持ちを分かりたいなー」
と、純粋に受け止めてくださりました。
こういう時に、同じように考えてくれる仲間って大事だなと感じさせられ、そういう方たちのおかげで活動の平穏が守られているのだと思わされました。

またこれからも、いろんな活動の一コマをご報告していきます。

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