今年で6回目となったサマーツアー、7月30日~8月4日まで行いました。前日や当日参加したいという子どもたちや親子の方もおられましたが、「ぜひ、ご参加ください!」と人数も増え、にぎやかに楽しく過ごすことができました。

 昨年の夏休み、今年のGWに引き続き、支援者の方のご厚意で古民家をお借りして、そこを基地に、和歌山県の新宮市や三重県の熊野市という大自然の中で、川・山・海と今回も思いっきり遊ぶことができました。

  一気に大阪から行くのは遠いと、前日の30日から支部のはしもとブランチでお泊りしていくチームの子どもたちは、夕方到着し、お風呂に入って、夜ごはんを食べたら、20時過ぎにはツアーに備え、早々にみな寝ました。

 31日は、いつものように子どもたちが朝ごはんを作り、身支度をすませ、橋本市内でこちらもご厚意でお借りしている、畑に行き、ツアー中の食材にとたくさんの野菜を収穫してから向かいました。

  途中にある清流に途中で寄って、川遊びをしようと、みなで日よけのタープやお昼ごはんの準備をしていると、当日参加したいといっていた親子や子どもたちを乗せた、スタッフの車も到着しました。これで全員がそろい、2,3時間遊んで、基地の古民家に移動しました。

  夜ごはんは、パスタに畑で採れた野菜を使ったサラダ。たくさん遊んで、食べて、この日も8時半過ぎには、みな寝ました。

 8月1日、この日も朝ごはんは子どもたちがサンドイッチを作ってくれました。初参加の子に、長年参加している子が教えているのかと思いきや、「うーん、どうやるんだっけ??」と言っていて「なんでよー!」と思いながら、考えてみると、

 「どうやるんだっけ??」といっていた子は、4歳ぐらいから関わり、今、小学2年生となりましたが、ずっと年上の子たちが中心で、やってくれていたことがわかります。

 CPAOの活動も今年、7年目を迎え、子どもたちも成長し、中学生や高校、大学生になったりで、忙しくなっている子たちが多く、メンバーが入れ替わっていることをしみじみ思いました。

  朝ごはんを食べ、身支度をしたら、新宮市にある、毎回貸し切りで遊んでいる川で夕方まで過ごしました。「おれは、川には入らん」っとずっと言っていた子も、みなが「たのしいー!」っと口々に言っていたり、楽しそうにしているのを見て、いつの間にか一緒になって川の中で遊んでいました。

 川遊びのあとは、日本一大きい露天風呂と言われている温泉に行き、そこでも子どもたちは長湯し、予定より古民家に戻るのが遅くなりましたが、帰り道にきれいな夕陽を見れて、喜んでいました。

 戻ってからも、すぐに「トランプしよう!」と疲れ知らずで、ごはんまで遊んでいました。

  夜ごはんは、畑で採れたり、いつもおいしい野菜をお送りくださる、オーガニッククロッシングさんからいただいた夏野菜を使った天ぷらうどん。たくさんあった天ぷらも、子どもたちはおいしいと一瞬でなくなってしまいました。

  8月2日、この日も子どもたちのリクエストで、GWに来た、山の頂上でのフィールドアスレチックでした。連日、すでに遊びすぎなので、午前中は少しゆっくりしようと言いながら、ドッチボールや竹馬をしたりしていましたが、RemakeCPAO (https://remakecpao.base.shop) に参加くださっている、お母さんが、新しく作る服に使うものだと手芸を始めると子どもたちや他のお母さんらもやりたいと、みなで座って静かに作業したりしていました。

  お昼ごはんは、これまた子どもたちのリクエストで「カレーうどん」。みなで作りました。ずっと何をしても「見とってや」、「おれがやってん」、「天才やろー」っとおとなに言い続けている子が、うどんを茹でてくれました。食べるときにもみなに「うどん、おいしい?」と聞いて、「おいしい」と言われると、とてもうれしそうにしていました。

 お昼ごはんを食べたら、フィールドアスレチックです。またやりたいと言っていた子はもちろん、小学低学年の子たちが次々、挑戦していく中、前回と同じく、中学生ら大きい子たちは早々に休憩しとくはと撃沈。

  最後は、海や山が一望できる高台までちびっ子たちはのぼり、満足げな様子でした。

  たっぷり遊び、戻ると、遠方まで電車で駆けつけてくださったボランティアの方がごちそうを作ってくださいました。子どもたちはこれまたモリモリ食べて、この日も早く寝ました。

  8月3日、最終日のこの日は、新たにみつけた場所で海水浴をしました。日本の海水浴場100選にも選ばれているということしたが、本当に青く透き通った遠浅の海と白い砂浜が美しく、ちびっ子たちも安心して遊べる素晴らしい環境でした。

浮き輪やボートに乗りながら、波が来るたび揺られ、そのたび、子どもたちは「たのしい~!!」と笑顔で言い合っていました。 

  この日、帰るチームは2時ごろに名残惜しそうに帰っていきました。
残った子どもたちは釣りをしたいと夕方までやっていました。結果、小さい、魚が2匹だけつれましたが、初参加で初つりをした子も採れ、大満足そうな様子でした。

  古民家に戻ると、中学生の将来は漁師になると言っている子が、手際よく内臓を取り出し、夜ごはんのお好み焼きの鉄板で焼いて、みなで少しずつ食べました。魚は小さく本当に少しでしたが、味はよく、みなで「おいしいねー!!」と味わっていただきました。

  実は、残ったチームは、この日の夜、夏祭りがあるということで、急きょ、「見たい!」ということで、あと1泊することになりました。
    大迫力の太鼓の演奏や花火などにこれまた大満足して、古民家に戻りました。

  今回も大きなけがもなく、無事、楽しく戻ってくることができました。
子どもたちの声を大切に「やりたい!」を叶えられるのも、たくさんの方のサポートのおかげです。いつもご支援・ご協力くださりありがとうございます。

 まだ長い夏休みは続きます。
 またご報告させていただきます。