みなさま、あけましておめでとうございます。

昨年は本当にコロナに振り回される1年で、子どもたちのニーズ、必要なことに応えたいと活動しているため、止めるわけにはいかず、例年よりもかなり忙しい年となりました。

年末年始も例年通り、少人数ながら、家にいるのがしんどい子たちらと、CPAOの和歌山県橋本市にある支部、はしもとベースで一緒に過ごしました。

並行して、ホットミールプロジェクトとして、お節を120食作り、お届けしたり、お泊りしている子どもたちに食べてもらうことができました。

恒例となった年末のお楽しみ、子どもたちも自然遊びのシショウと呼び、いつもよくしていただいている方による門松づくりも行うことができました。

ランチには、焼きそばとシショウよりいただいた猪肉のBBQ、最後にはこれもシショウが用意してくださったポッキーに刺してマシュマロ焼きをデザートに、子どもたちはたくさん食べ、思いっきり外で走り回り、門松もできて喜んでいました。

翌日は朝起きると雪がうっすら積もり、子どもたちはとてもうれしそう。朝からみなで山の方に散歩に行ったり、雪合戦をして楽しんでいました。

ランチはキャベツたっぷりの豚肉を炒めて入れたCPAO名物、お好みボールを食べました。子どもたちのリクエストでたこせんもつくりました。

子どもたちが遊びまわる横では、29.〜31日まで、ボランティアのみなさんが入れ替わり立ち替わりでお節づくりをしてくださいました。次々にキッチンからは色んないい匂いが立ち込め、子どもたちも「おいしそう〜!!」と出来上がりを楽しみにしていました。

夜ごはんには、大阪市生野区の拠点がある地域のお肉やさんからすき焼きのお肉をいただき、子どもたち大喜びで、おなかが心配になるぐらい食べていました。

31日は、大きい子たちや、シングルマザー、シングルファーザーの方たちも手伝ってくださり、何とかお節や、お雑煮、ポトフなども出来上がり、ダンボールに詰めて、クール宅急便でギリギリ翌日、元旦朝にお届けできる時間に間に合わせることができました!

ボランティアの方々が帰られ、子どもたちとは、また長年ご協力くださっている飲食店の方より、カニをいただき、初めて食べたという子もおいしくて驚いた様子でうれしそうに食べていました。

少しコタツでゆっくりしてから、除夜の鐘を打ちに行きました。例年のように甘酒やお菓子などをいただくこともなく、子どもは残念にしている子もいましたが、初めての子は「鐘がうまくつけた」とうれしそうでした。

12時を過ぎ、みなで新年のあいさつをして、寒い中でしたが、空気が澄み、散歩しようということになり、「月がとてもキレイだよ」と教えてくれた子がいて、みなで見上げながら戻りました。

元旦は、みな昼前までゆっくり寝て、お待ちかねのお節をいただきました。「どれもおいしそう!どれから食べよう!!」とごちそうを前に、慌てている子どもたちに「まだたくさんあるからゆっくり食べてね」と伝えたり。

食べていると、続々、お節が宅急便で届いたと関わるみなさんからご連絡が届き、ホッとしながら、無事届けていただき、宅急便の方々にも感謝の気持ちでした。

お節を食べたあとは、広い河原に行き、たこあげをしました。雪合戦をしたり、思いっきり走り回り、夕方まで遊びました。

翌日1/2は、初詣に車で遠出しました。子どもたちの成長を見守ってくださる、長年ご支援くださる方とも合流し、一緒に過ごすことができました。

大きな鳥居に驚いたり、CPAOからのお年玉で、神社の周りに出ている出店で買い食いをしたり、これも子どもたちはうれしそうでした。帰りには温泉に入り、身体を温めてから戻りました。

たくさん食べて、遊んで帰ったあと、いつも家では勉強しないと怒られてばかりの子も自分から、「宿題するわ」と集中してやっていたり、いつもは自分のことばかりの子も、自分から他の子を手伝ったり、先にいいよと譲っていたり、いつものように、ニーズが満たされると、始終ニコニコ、優しい、穏やかな子どもたちの姿が現れてきます。

無事、今回も、楽しく、おいしい、お正月を提供することができました。年末年始のお泊り会はもちろん、ホットミールプロジェクトとしてお節も100食、お届けすることができたのは、様々な方々より、食材、ご寄付、またボランティア協力をいただいたり、あたたかく子どもたちや活動を見守ってくださるみなさまのおかげです。

今年もさらに、しんどい状況に置かれているこどもたちとつながり、彼らのニーズに応える活動を続けていきたいと思います。

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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