【メディア情報】11/2のストリートプロジェクトさんとの合同勉強会の様子を紹介いただきました。

家庭が貧困の状態にある子どもたちの問題を考える勉強会が福岡市で開かれ、この問題に取り組んでいる団体の代表が、親を支援することが子どもを救うことになると訴えました。
この勉強会は、福岡市で親の虐待や離婚で家庭に居場所がなくなった子どもたちに勉強の場や食事の提供をしている団体が開いたもので、会場にはおよそ45人が集まりました。
まず、主催した団体の代表が、親の事情などで家庭の温かさを感じられない子どもたちに居場所を与える活動について説明をしました。
この後、大阪で子どもの貧困問題に取り組む団体の徳丸ゆき子代表が、日本では子どもの6人に1人が貧困の状態にあり、子ども時代の虐待や経済的な困窮といった経験が、将来「負の連鎖」として悪影響を与えてしまうと説明しました。
そのうえで、シングルマザーへの聞き取り調査で実態を把握して行政の支援に繋げたり、商店街で困っている人を探して話を聞いたりする活動を紹介し、「家庭内暴力や経済的に困っている親を支援することが、負の連鎖を絶ち、子どもの貧困対策につながっていく」と訴えました。