【CPAOくらぶ ごはん会&遠足のご報告】

先週も週4日、季節の変わり目で、喘息や風邪など体調が悪い子やインフルエンザにかかる子らもいましたが、無事子どもたちと活動することができました。

調理のリーダー、さっちゃんは、特にこの週、週3回のごはん会に宅配用の惣菜づくりに、子どもたちの持ち帰り用お弁当にと大忙しでした。子どもたちを大きくしたいと野菜や魚を食べやすいように工夫してくださったり、いつも愛情たっぷり入ったごちそうをつくってくださいます。

連休中の日曜日には、良い天気の中、はしもと里山学校に参加しました。ゲームやカードばかりして、お母さんも困っておられる子たちも、川に入ったり、棚田を駆け上ったり、活き活きしていました。

今回の里山学校のメインプログラムは「命について考える」ということで、お米づくりのために飼い始めた合鴨たちをこのあと、殺して食べるか、飼い続けるか、飼い続けるなら、毎日誰かが朝来て、エサをあげたり、世話をしないといけません。

里山学校の佐藤さんは、「子どもたちが決めたことに、おとなは従います。」とのこと。

いつもならめんどくさいと投げ出しがちな子らも、カモたちを見ながら真剣に考えていました。「かわいそうやから飼う。」、「殺すの怖いからイヤや。」そんな意見が多いなか、佐藤さんがそうするとドンドン増えてしまう、命を回していくといった話しをしてくださると、就学前の男の子が小さな声で、「じゃ、ファクトリーで飼う。」というアイデアが出て、スタッフも覚悟を問われ、どきっとしたり。。

最後は一人ひとりがどうするか考えて、飼うか、食べるか決めました。今回来れなかった子たちの意見も聞いて、多数決で決めるそうです。カモはどうなるでしょうか??

子どもたちに毎回、貴重な体験をさせていただけることに、橋本市の里山学校、佐藤さんやスタッフのみなさんを始め、いつも様々なイベントにお声がけくださる小川さん、伊藤さんご夫婦に感謝いたします。

その他、食材やご寄付、ボランティアをくださる方々など、たくさんの方々のお心寄せのおかげで活動を続けられています。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。