【CPAOくらぶ 春休みの活動のご報告】
今年の春休みは、生野の拠点たつみファクトリーの転居作業を子どもたちも一緒にしてくれながらの活動でした。
春休み始まってすぐの3月22〜24日(金土日)は、さよならファクトリーということでお泊り会をしました。子どもたちはオモチャや本の荷造りをしたり、途中、あきたらファクトリー前の空き地、ヨルダンひろばで遊んだり、自由に行き来して過ごしていました。
少しずつ荷物が箱詰めされてくると「はじめのファクトリーに戻ってきたな」と子どもたち。何もない元の場所の姿になってきました。
引っ越し作業は疲れますが、ボランティアの方々が一緒に手伝いに来てくださったり、おいしいごはんを作ってくださったり、またおいしいお菓子をお届けしてくださったりし、みなでワイワイ楽しく作業でき、本当に感謝しかありません。
夜はいつものシネマ部。好きな映画を子どもたちで選び寝ながら見ていました。
3月26・28日(火木)は、お試しに新たな試み、いくの子ども食堂の場所でごはん会を行いました。ファクトリーよりも狭くなりますが、ボランティアの方々も新たな場所でも工夫して、ごちそうを作ってくださり、子どもたちも「おうちみたいで、落ち着く」と言ってくれたりし、ほっとしました。
3月30日(土) は、11時ぐらいから地域内外の子どもたちやお母さん方が集まり、これも毎年恒例となった進級進学祝いのイベントをにぎやかに行いました。久しぶりに来てくれた子たちもいて、再会を喜び合っていました。
ランチは近くの市場の方々からのご好意で、BBQや焼き鳥、お好み焼きに焼きそばと、お肉をたくさん食べてもらうことができました。ファクトリーはまるで縁日のようになっていました。
食べ終わるとこれまた恒例のお楽しみ会。クイズやゲーム、最後は風船バレーをしたり、盛り上がりました。引っ越し作業もあり、15時までの予定が「まだいいや〜ん!」と言われ延長していると2時間オーバーの17時まで思いっきり遊びました。
最後は、コアラ手芸部のみなさんがご提供くださった、かわいい新学期用の手作りナフキンや巾着ぶくろやマスクなどを子どもたちに選んで持ち帰ってもらいました。特に新一年生のお母さん方が助かると大喜びしていました。
4月2日(火) は、新たな場所をお借りしての「いくの子ども食堂」。今までのごはん会とは違い、たくさんの方々が入れ替わり立ち替わり来られ、どうなることかと思いましたが、子どもたちは楽しかったと無事帰っていきました。
詳しくは、以下の生野子育ち社会化研究会の報告をご覧ください。
https://www.facebook.com/298862523879656/posts/702975500135021?sfns=mo
春休み最後、4月5〜7日(金土日)は、支部はしもとブランチのお泊り会をしました。土日はNPO法人ニュースタート事務局関西のみなさんもご一緒に古民家のリノベーションのご協力をしてくださいました。
はつり(はがす・壊す)作業は終わったかと思っていましたが、、工事に来てくださった地元の水道業者さんに古民家の持ち主の方より聞いていた、「キッチンに井戸があるはず」と言われたことを話し見てもらうと、なんとやはり上にコンクリートでフタされた井戸がみつかりました!
家の中に井戸がある!という楽しい発見があり、子どもたちも一同、大盛りあがり、次回、13日からは、クラウドファンディングにご協力くださった方々がご協力にお越しくださいますが、井戸の復旧作業からとなりそうです。よろしくお願いいたします。
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バタバタした春休みも終わり、子どもたちは新学期を迎えます。またたくさんの話しを聞かせてもらえるのが楽しみです。CPAOがなくなるのか?など心配の声もいただきますが、全くそうではありません。
新スタッフも増え、体制を整え、関わっている子どもたちにもごはんを食べてもらう機会を増やし、さらに生野子育ち社会化研究会と共に、新たな子どもたちとも出会う機会も増やしていきたいと考えています。
また5月からは、CPAOの新たな小さい事務所が生野区内にできます。4月20日以降には、お届けものの受け取りも可能になります。みなさま引き続きご支援・ご協力をくださいますよう、よろしくお願いいたします。
〒544-0003大阪市生野区小路東 6-3-3
*スタッフは常駐していません。訪問いただく際には、必ず事前にご一報くださいますよう、よろしくお願いいたします。