昨日3/29(土)「子どもの貧困、地続きにあるシングルマザー」というテーマでシングルマザー当事者の方をゲストに勉強会を開催しました。今回も東京からスタディツアーでお越しの学生さんをはじめ、多様なみなさまがお越し下さいました。
<内容ご紹介>
第1部
ゲストトーク:神原正美さん シングルマザー当事者
・現在19歳と20歳のお子さんを持つ、シングルマザー。子どもの頃から本が大好きだったこともあり絵本カフェをしながら、30以上も持っているという資格を活かし、現在5つの仕事をしながらお子さんを大学へ送り出しています。・ご自身が子どもの頃に受けた両親からの言葉の暴力や虐待、家の借金のためにご自身の夢を諦めることになってしまった経験、そんな中でも「みんなで一緒にごはんを食べれる普通の家庭」「普通の生活」を求めて、生きてきたこれまでの人生をお話いただきました。

第2部
・大阪子どもの貧困アクショングループ活動紹介 しらべる・みつける・つなげる
・介入事例の紹介
両親からの負の連鎖が、いま子どもたちのネグレクトにつながってしまっている事例の紹介

第3部
グループワーク
「負の連鎖を止めるには?」
「負の連鎖を止めるために私たちができることは?」

<参加者の声>
・事態の深刻さを実感し、考えても答えの出ない問題だと思いましたが、まずは今日の勉強会のように、子どもの貧困について様々な立場の大人が考えて話し合うことが大切だと感じました。今日を機に私自身ができる活動には積極的に参加したいと思います。

・辛いことや苦しいことがあったとき、すぐに仕事へ行くのは無理だし、やっぱり安定して暮らせる場所や安心して過ごせる生活があってこその人生だと感じました。など
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終了後の懇親会にも20名ほどの方がご参加下さいました。
今回は学生さんが多く、勉強会・懇親会を通じて和気あいあいとして雰囲気で開催することができました。

今後ともしんどい状況にある親子がまず安定した生活が送れるよう、子どもたちの「今」をサポートできるよう、活動を続けて参ります。みなさま引き続き、ご支援、ご協力いただけます様、何卒よろしくお願い申し上げます。

※来月の勉強会、アウトリーチ日程は、後日facebook、HPにてお知らせ致しますので、みなさまどうぞご参加下さい!