10月19日(土) この日はお天気が良くなく、月に1回のミニプレーパークは中止にし、芸術の秋ということで、美術館に子どもやお母さん方と行くことにしました。
美術館の前に、長年ご支援いただいている(株)スクラムさんのご好意でレストランにご招待いただき、ランチをごちそうになりました。

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↑本格的な韓国料理が食べられるお店です!
南森町駅近くです、ぜひ行ってみられてください!
「昨日の夜もあんまり食べんかったし、朝も食べてない」、「外でごはんとか食べへんねん」、「外食、久しぶりです」など子どもたちもお母さん方もうれしそうにしていました。ジュースも好きなだけ飲んだらいいよと言われ、飲み放題。次々にお出しくださるごちそうにも、カラダを揺らしながら「めっちゃおいしいー!」とずっと言いながら食べたり、「どこに入るんだろう?」というぐらいみなたくさん食べていました。

ごはんを食べ終わるとデザートにアイスクリームまで出してくださり、Tシャツや帽子などのお土産までいただき、みな笑顔で「ありがとうございました!」と手をふって、レストランのスタッフ、お世話になっている李さんとお別れしました。
おいしいランチをたくさん食べたら、歩いて国際国立美術館へ向かいました。途中、食べすぎか⁈、おなかが痛くなった子がいたので、トイレに行く子らと先に美術館に行く手とに分かれました。

大阪の中心、中之島の川沿いを歩いて行きましたが、途中にたくさんのアート作品があり、子どもたちは一つずつ、思ったことを言い合ったり、突っ込みを入れながら、ゆっくり向かいました。

一番、子どもたちが食いついていたのは、この「十魚架」という作品。「すげ〜な〜」、「なんでこんなん作ったんやろ〜」やら言いながら立ち止まってながめていました。
CPAOではその時その時でこの子のためにと一人ひとりのニーズに機会を見ては応えています。今回は小さい頃から絵が好きだという子がいました。その子を中心に考えていましたが、「美術館ってなに?」と知らない様子でしたが、途中、鑑賞中には触発され、「めっちゃ絵、描きたくなってきた!」、「今、描きたい」やらスタッフにずっと言いに来てくれました。

売店では、「いい、鉛筆見つけた!」と1本100円の鉛筆を「欲しい、お兄ちゃん買って!」ときょうだいに言いましたが、お兄ちゃんは、「そんなん100均やったら1ダース買える」と買ってくれない様子で、「CPAOの絵もまた描く」というので、スタッフが買ってあげると、ずっとうれしそうに持ち、「試してみるわ!」と書き出し、「芯が硬いから細かい影が付けやすいわ」とうれしそうにしていました。
お母さん方が「ゆっくり見れました」と来られ、みなで外に出るとすっかり暗くなり、明るいうちにはわからなかった美術館の前の道がイルミネーションが光り、子どもたちはキレイだと走り回ってなかなか帰ろうとしません。
絵が好きな子も、「俺、ずっとここおりたい!」と美術館を大変、気に入った様子でした。

「また時々遠足で絵や演劇も見に行こう!」と言うと「やったー!」とみなうれしそう。出会ったばかりは小さかった子たちも大きくなってきて、活動の幅が広がってきたことを実感します。

絵の好きな先ほどの子は、帰りの電車の中でもずっと描き続けていました。
子どもが育つ環境をどう整えることができるのか?
引き続き、考えながら活動していきたいと思います。

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https://archive-cpao0524.website//cpao%e3%81%a8%e3%81%af