前回、少し裏方のご報告をさせていただきました。 いろいろとご反響もいただきましたので、そのあたりももう少し紹介いたします。
1月28日、29日も毎週の恒例の活動を楽しみにしてくれている子どもたちが集まってきました。 「今日のごはん、なにー?」 「おれ、宿題終わってるから遊ぶでー」 「〇〇ちゃん、来てるー?」 と、夕方から一気にワイワイが始まります。
毎回の活動も、決してスタッフが潤沢に揃っているわけでもなく、食材も余っていたり、なんでも選べるような状態ではありません。この日もスタッフは少なく、さらに急に大量の大根をいただいたり、米が足らなかったりと、てんやわんやでした。 しかしそこは、「今ある状況や食材で、一番おいしいもの、食べさせてあげたい!」というスタッフの思いからメニューが決まっていきます。
この日はお米が無くなったことで、ミートスパゲッティへ変更。 前回、白菜が苦手という子どもたちが多かったので、なんとか野菜を食べさせたいと、白菜を細かく刻んでミートソースに混ぜてみました。
「これ、うまい!」という子どもたちに、「実は白菜入ってるねんで」というと、「へー、白菜食べれた!」と喜ぶ姿に調理スタッフも大喜び。 また、大量の大根には大きく茂った葉っぱが付いていたので、これも栄養あるから使おうと、捨てずに切り分け。 これは後日、また別のスタッフが茹でて炒め、佃煮やふりかけにしました。また次の子ども食堂でも使っていけますね。
「少しでも野菜を食べさせてあげたい」と、栄養のある食事で育つ子どもたちをイメージすることで、裏方の動きに精が出ます。 子どもたちからも、みんなにできるところを見てもらいたい!という思いが伝わってきます。
しゅくだいカフェでも、初めはサッサと済ませて遊びたい!ということから、雑に宿題を済ませていた子も、一度、学校ではなまるをもらってきたことをみんなで褒めていたら、最近、自分から丁寧に書くようになってきました。
しゅくだいが終われば、お母さんがリーダーになって手芸部を行ってくれてました。 そこでもみんなもめずに、ハサミを貸し合ったり、「そこ、この色のほうがええんちゃう?」とアドバイスしあったりしながら、作品を作り上げてくれるようになりました。
子どもと大人。 それはどんな関係をもって進めていくのがいいのか。 1つ言えることは「子どもには自分で育つチカラ」があるということです。 その環境を整えていくことこそ、大人にできることではないでしょうか。
2月28日にはボランティア説明会&勉強会Rを開催いたします。 「何かできることはないか?」とお探しの方。 あります。 こんなことでも?というようなことも。 「食材提供したいけど、迷惑じゃないかな…」 ありがとうございます。 受入の状況をご理解いただければ、本当に助かります。 ぜひ、ご参加いただけましたら幸いです。 もし日程が合わない場合はメッセージもお受けしております。 みなさまのご支援ご協力、お待ちしております。