3月21〜22日と、臨時休校中で、連日子どもの食事や遊びのサポートを続ける中、元より予定していたCPAOの支部橋本市でのお泊り会を行いました。
子どもたちはお泊り会をいつも楽しみにしてくれています。中学生になり、部活が忙しく週末や長期休みもずっと活動にすら参加できなかった子たちも久しぶりに参加してくれ、前日は、「うれしくて、寝れんかった」とこちらもうれしくなることを言ってくれる子もいました
21日は、休校になってからずっと、居場所、宅食/ホットミールプロジェクトの食事を提供くださる、飲食店の方がお店にご招待くださり、子どもたちも驚くほどのごちそうを貸切でご用意くださいました。
みなさんとてもよくしてくださり、子どもたちは、「めっちゃおいしかったなー」、「みんな優しかった」、またいつでも来てねって言ってくれて、うれしかった」やら、口々に話していて、おなかも気持ちもみないっぱいになっているようでした。
デザートもたくさんいただいて、お店の方々と長いバイバイ、手を振り続けて別れると、次は「思いっきり遊ぼー!」と新たに見つけた広い公園に移動しました。
高台の自然の中にある公園で、子どもたちは鬼ごっこをしたり、遊具で遊んだり、汗だくで走り回っていました。
夕方になり、支部の拠点、はしもとベースに着くと、みな順番にお風呂に入り、さっぱりしたら、飲食店の方が持たせてくださった、お好み焼きやおかずをみな「遊んでおなかがすいたー!」とまたモリモリ食べていました。
食べたら早めの20:30ぐらいには、布団をみなで敷き、DVDを見ながら、ほとんどの子が寝落ちしていました。
翌日も8時までみなよく寝て、すっきりした顔で起きました。恒例の子どもたちが朝ごはんを用意し、食べたら片付け、部屋の掃除をしました。
10時になるとボランティアの方々がいらして、リノベーション作業です。キッチンの床板はりや、庭の畑作業、二十日大根やラデッシュの収穫、コンポスト作りも行いました。
みなでチカラを合わせ作業したら、ランチ。これまた飲食店の方がご提供くださった、チキンのオレンジジュース煮やウインナーをメインに、いただいたひじきのお味噌汁、子どもたちが収穫した野菜を使ったサラダやらをいただきました。
ランチを食べたら子どもたちは、これまたご提供いただいたお菓子を持って公園遊びです。「昨日のところに行きたい!」とのことで、この日から参加した子たちと一緒に行き、また鬼ごっこやらサッカーをしてたくさん遊んでいました。
残りのおとなで、キッチンの床板貼り。床板もいただきものです!子どもたちと一生懸命作業しましたが細かく見るとスキマがあったり、色もよく見ると色んな色でバラバラだったりしますが、出来上がると、見違えるほどの仕上がりとなりました。
翌日は久しぶりの登校日ということで、早めに帰ろうと夕方明るいうちに、夕ごはんを持って、みな自宅に帰っていきました。
今回は、特に何も購入することもなく、子どもたちにお腹いっぱいあたたかい、ごはんとたくさんの方々の気持ちを伝えることができました。
居場所活動だけでは見えてこない、共に生活をすることで見えてくる、子どもの暮らし。そこから見えるニーズにまた応えていきたいと思います。
また活動に参加できない子たちのサポートも行っていますが、この先もどうなるかわからない中で、子どもたちも保護者の方々も様々な不安や困難を抱えておられます。
引き続き、たくさんの心ある方々と連携しながら、サポートしていきたいと思います。来週末からは、予定していた子どもたちが楽しみにしている、春休みのお泊り会です。またご報告させていただきます。
↓「ホットミールプロジェクト」につきましては、以下をご覧ください。
https://bit.ly/3a8QMKi
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2020.3.25