CPAOに来て初めての活動はホットミールプロジェクトでした。この活動がどのような活動なのか、そして私自身がどのように感じたのかをレポートしていきます。
ホットミールプロジェクトとは、CPAOで育てた野菜や支援くださる方々より提供いただいた食材を調理し、各家庭へ提供していくという活動です。
まず、調理を行う前に緊張しながらも挨拶をさせていただいたのですが、みなさん笑顔で受け入れてくださり、とても嬉しかったです。調理を開始する際、私の初めての仕事は、じゃがいも40個の皮をむく事でした。
私はとても驚き、何人前なのだろうと疑問を抱いていると50人前だということを教えていただき、より驚きました。この活動をたくさんの方々が必要としているのだと感じました。
最初は給食のおばちゃんになった気分で楽しく調理を行っていたのですが、料理ができ始めていくうちに、この活動の責任をとても感じました。この料理の数だけの人たちが必要としているという事は、必要としている方々の苦しい状況があるのだという事を感じ、とても責任のある活動だと思いました。
次に調理した料理を各家庭に提供する活動に同行させていただきました。各家庭を車で回り、料理を手渡しするのですがその際、ただ料理を渡すだけでなく、保護者の方や子どもたちと会話を楽しまれていました。
CPAOでの子ども達のようすを伝えたり、逆に保護者の方からは家での子どもたちの様子を職員に共有したりなど、各家庭とCPAOが一緒に子育てを行なっているように感じました。
そして、私自身少し子どもたちと話す機会があり、その際、子どもたちにどんな人が作っている、こうやって作ったなどと伝えると嬉しそうな表情を浮かべていたので、実際に作りその手で渡すという事は子どもたちにとって安心感に繋がるのではないかと感じました。
実習初日という事で緊張やとまどいが多くあったのですが、たくさん教えていただき活動に参加する事ができました。調理の途中ではオーブンが壊れてしまうというアクシデントがあったり、様々な驚きの連続でしたが、とても充実した1日を過ごす事ができました。
これから3週間の実習でたくさんの学びを深めていきたいです。
実習生 安永

2020.10.1