【宅配プロジェクトのご報告】

3月15日 月に一度、居場所に来れない子どもたちに、食事を宅配する作業日でした。

今回はごはんをたくさん食べてもらえるようにと、調理を担当くださる近所の居酒屋さんが、前日の深夜までかかり、ごちそうを5品、80人分を作ってくださいました。

日頃、がんばっておられるお母さん方にも、オーガニックの化粧品メーカーよりご提供いただいたプレゼントをおつけしました。

当日は、午後一番から、近隣のボランティアの方や、シングルマザーの方々4人が協力くださり、なんとか夕方には、小分け、梱包、宅配便の送付状を書きを終えることができました。

そこから、スタッフが子どもたちの自宅に配達です。
今回も子どもたちは本当に喜んでくれていました。1人で、お母さんの帰りを待つ子も、話しが止まりません。「次の配達があるからごめんね!」とハイタッチしてまたねとサヨナラしました。

仕事から帰り、目が半分ぐらいしかあいてない、、疲れ切った様子で、「ごはんの支度、できてなかったので、助かります。」と言うお母さん。子どもたちにも「肉、多めに入れといたよ。」と言うと「やった、やったー!」と喜んでくれていました。

他のお母さん方も、働きづめで疲れ切った様子だったり、体調が悪く寝込みがちだとのこと。お金があれば、まだ外食や、惣菜を買ったり、出前なども頼めたりとしますが、それもできず、特に月末は、お腹をへらし、親子でガマンといった、ごはんすらままならないといった方が多くおられます。

最後となりましたが、今回も市場の方々などから食材を提供いただいたり、呼びかけに応え、送料のご寄付をいただき、なんとかプロジェクトを実施することができましたこと、大変、感謝いたしております。

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もう来週月曜日となりました。われらも主催する「生野子育ち社会化研究会」のキックオフイベントでは、ごはんもままならないといった、しんどい状況に置かれている子どもたちの応急手当てもままなっていない状況、またそこだけでなく、さらにどうすれば、子どもたちの日々の暮らしをサポートできるのか、菅民のあり方についてなど、考えていきたいと思います。

*イベントの詳細は以下よりご覧ください。
そろそろ定員となりそうです。ご検討中の方はお急ぎください!
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