【CPAOくらぶ ごはん会のご報告】

2月28日(木) 今回は午後、子どもたちが集まりだす前に、活動当初ボランティアとして支えてくださっていた方が、地方に移住され、3年ぶりに、ご家族みなさんで遊びにお越しくださるという、うれしいことがありました。

「自分が親になって、以前、CPAOで関わっていたお母さん方の気持ちが分かるようになった」といったことをおっしゃっていました。自分がなってみないと分からないことってありますよね。活動を続けているといいことがある。ありがたい再開があることを実感しました。

夕方そのご家族と入れ替わりで、放課後、子どもたちが集まってきました。
「あんなー、今日なー、〇〇って子がなー」、「今日なー、体育あってんやんかー」・・といつものように、みんな一斉に今日学校であったことを教えてくれます。こちらが口を挟むすきもなく話し続ける子どもたちにうなづきながら、「楽しかったんだな、よかったな」、「いやなことあったんだな、そっか」と心の中でつぶやきます。

一通り、話し終わると、みな思い思いに宿題をやったり、お母さん方と折り紙を始めたり、「いいにおいがしてきたー!今日のごはんは何かな?」とキッチンをのぞきにいったりしていました。

調理ボランティアの方が体調が悪くお休みの方もおられましたが、少ない方々で今回もご馳走をつくってくださいました。

メインはボランティアの方がお持ちくださった、福島県双葉郡浪江町の名物、なみえやきそば。すこし歯ごたえのあるうどんのような太めの麺でとてもおいしかったです。ポテトサラダには和歌山県で農家をされておられる方にご提供いただいた八朔をいれてくださり、子どもたちは甘くておいしいと喜んでいました。熊本県の益城町のとてもおいしい油もいつもご支援くださる方がお届けくださいました。

いつもたくさんの方々のお心寄せに感謝しています。

ごはんの最中にも子どもたちはまたたくさんの話しをしてくれます。その中で、4月から中学生になる子の部活の話しになり、まだ小学校の低学年の子らも自分も「あれがしたい、これがしたい」と笑顔で話していました。するとある子が「クラスみんなやってるんやけど、自分だけやってないねん」とつぶやきました。

特に子どもの頃はみんながやってることがやれない、みんなが持っているものを持っていないというのはつらいことだろうと思います。
春からどうにかして、その子がやりたいことをさせてあげられないか考えていきたいです。

「次は土曜日ねー!」といつもの長いバイバイで今回も無事、終えることができました。ご支援・ご協力くださるみなさま、いつもありがとうございます。っまたご報告させていただきます。