【設立2周年のごあいさつ】本日5月25日は、大阪子どもの貧困アクショングループの設立記念日となります
2013年5月24日、大阪北区で母子が亡くなった事件の翌日に団体を立ち上げました。この想いを忘れないために、団体のドメインは「cpao0524」としています。
2年前、子どもが巻き込まれる、餓死や心中といった悲劇を繰り返したくないと想った気持ち、情熱は何ら変わることはありません。
ですが、現実は、枚挙にいとまなく、子どもたちの悲劇は繰り返されています。事件が起こるたび心が傷みます。また同時に事件は氷山の一角、その裾野にいるたくさんのしんどい状況にある子どもたちのことを想います。
どうすればよいのか?何をするべきなのか?
しんどい状況にあるたくさんの子どもたちを目の前に、立ちすくみそうになりますが、簡単な解決方法などない、行動していくしかないと、活動をさらに展開させています。
大きく、広くという方向ではまったくありません。狭く、深く活動していくことで普遍性をつかんでいきたいと考えています。
セーフティネットから抜け落ち、底辺においやられている子どもたちとその保護者、地域の方々と関係を築きながら、なるだけ豊かに支えあって生きて行く道、共生の道を探し、逡巡しながらあがいています。
3年目を迎えられたことに、改めて、たくさんの方々からのご支援、ご協力あってのことと、感謝いたします。
足りないことだらけの団体ですが、これからも私たちは、アクションしていきます。
みなさま、引き続きのご支援、ご協力をいただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。
大阪子どもの貧困アクショングループ
徳丸ゆき子