実習4日目から6日目はCPAOの支部橋本に行き、はしもとベースでの2泊3日のお泊まり会でした。その内容や感じた事をレポートしていきたいと思います。
橋本支部で、大阪では私に警戒をし笑顔が少なかった子どもが、姿が変わったようにはしゃいだり、思いっきり笑ったりしている姿を見て環境によって子どもは変化するのだなと感じました。
そして、自然がいっぱいの所に来ると心も開放し、とても楽しめるように思いました。
1日目の夜は、子どもたちと職員とみんなで映画を見る事になったのですが、何の映画を見るかの相談だけで30分ほどたち、とても楽しい時間となりました。
2日目は山登りをするはずでしたが、体調悪そうな子がいたので、近くにあるダムまでドライブに行ったり、少し公園に行き遊んだりし、1日を過ごしました。夜ごはんは支部の外、テラスで食べ、虫の音を聞きながら美味しい夕食になりましま。
そんな中で子どもたち同士でよく目立ったのは、ささいな事での言い争いをしている事が多かったことです。「自分の方が頑張った」「自分の方が凄い」などと自分自身が優位に立とうとしている姿です。
その中で職員さんは、子どもたちが言い争いなどをしていると、一人ひとりの子どもたちと真摯に向きあっており、このことにより、子どもたちは間違いに気付いたり、安心感につながるのではないかと思いました。
3日目は朝食を子どもたちで作る際、何度もお泊まり会に参加している子どもがリーダーとなり、調理を行いました。その中で最初はリーダーとなった子どもは人に教える事を嫌がっているそぶりを見せていましたが、調理を進めていく中で楽しそうな表情に変わり、進んで教え一緒に作業していました。この活動を通して協力する楽しさを学んでいたのではないかと感じました。
朝食が終わり、大きな公園へ行くと子どもたちは走り回りとても楽しんでいる様子でした。公園の中も自然がいっぱいで、虫を捕まえてみたり、四葉のクローバーを探したりととても楽しんでいました。
バッタを捕まえる際も、子どもたちはなかなか捕まえる事ができず、苦戦していましたが、諦めず何度も挑戦し捕まえたときの笑顔は達成感に満ち溢れていました。子どもたちは普段できない経験をし、挑戦する事で様々な学びとなっているのではないかと思いました。
この2泊3日の隔週でおこなっている活動では、自然の中で様々な事を経験し、子どもたちの中で様々な成長があるのではないかと感じました。
実習生安永
2020.10.7