実習8日目の今回は、しゅくだいカフェの準備を行い、子どもたちの宿題を教える活動を行いました。そこで感じた事や内容をレポートしていきたいと思います。
まず、職員さんと実習のふり返りをしたり、様々なお話を教えていただき、その後、しゅくだいカフェで提供するお菓子の買い出しに行きました。子どもたちが好きそうなお菓子を選ぶことはとても楽しかったです。お菓子の買い出し後、子どもたちが宿題を終えてからするドリルの準備などを行いました。
そして、子どもたちがCPAOに来て、宿題を始めました。最初子どもたちと職員さんで学校であった出来事や、家での様子などたわいもない会話をしながら始めました。
子どもたちはCPAOの事を居場所と感じていて、様々な事を報告したくなるのではないかと思いました。その際、私はどうすればいいのか分からず、ただ見守っているだけになってしまいました。
時間が経つにつれ、子どもたちは私に背を向け、隠すように宿題をはじめました。私の緊張や戸惑いが子どもたちに移ったのではないかと思いました。
職員さんは子どもたちと会話を行なっている中で、私のことも少し交えながら話してくださりました。この事により、私に背を向けていた体勢が少しづつ変わっていきました。
職員さんが私とも楽しそうに話す姿を子どもたちは観察し、この人は大丈夫なんだと少し認めてくれたのではないかと感じました。
そして、私が話しかけると宿題で分からない所を聞いてくれたり、たわいもない話を子どもたちからしてくれたりと少し気を許してくれたように感じました。
宿題を終えたあと、子どもたちは用意していたドリルを意欲的に取り組んでいました。職員さんが子どもに「いっぱいするんやね」と話しかけると「学校で勉強遅れてるから」と言っていました。
ですが、私は子どもたちが勉強にとても意欲的なのはCPAOで勉強を行うと職員さんが何かしら会話を返してくれたり、教えてくれたりするという環境にあるからなのではないかと思いました。
実際に子どもたちの中には家で1人で過ごし寂しい思いをしていたり、家で宿題を行う環境にない子どもたちもいます。
その中でCPAOに来ることにより、職員さんと関わることが出来るため子どもたちは、より意欲的になっているのではないかとこの活動を終え考えました。
実習生 安永
2020.10.9