現在「養育の社会化」、地域でしんどい子どもたちを見守るモデルプロジェクトをいくつか試し始めていますが、その一つとして、子どもが一人でも来れて、子どもは無料で定食などが食べられる、食堂の仕組みを模索しています。

7月5日は、ニュースタート事務局関西(http://ns-kansai.org)との協働で、カフェコモンズ(http://cafe-commons.com)をお借りし、シングルマザー親子らが集まり、子どもたちと一緒に調理して、食べて、食後には、アウトリーチ用のカードづくりまでお手伝いいただきました。

おいしく、楽しく、和気あいあい、穏やかな時を過ごすことができました。

今後も様々な場所で実施しながら、試行錯誤していきたいと考えています。

しんどい状況にある子どもを地域で見守る仕組み、無料で食べさせる仕組みなどアイデアがございましたら、ぜひご連絡お願いいたします。info@cpao0524.org

◇CPAO食堂(仮称)とは?
大阪では2つの母子の象徴的な事件、2010年大阪市西区「2児放置死事件」、2013年の大阪市北区「母子変死事件」が起きている。事件を風化させず、悲劇を繰り返さないために、これらのケースはレアケースではなく、氷山の一角であること、さらに安易に親の自己責任としていては子どもを救えない。
社会の問題として、「社会がもっと子どもを積極的にサポートする」必要がある。本プロジェクトでは、お腹を減らしたり、さびしい想いをしながらご飯をたべている子どもや親を地域でサポートする「養育の社会化」に対するモデル事業。