いつもながら、初めての方や何度か活動されてる方も混ざっての声掛けアクション。
カードを手に、目の前の子どもや、その先に潜む貧困の影をイメージしながら、
「この言葉は相手を傷付けないかな…」
「この表情は相手を不安にさせないかな…」
と、緊張と期待の入れ混じった思いで街に入っていくこの活動に、慣れやテクニックなどはほんとに無いんだなぁと実感します。
また今回は、新たなリーダーを中心に活動することができました。
専門家でもなく、批評家でもなく、ただ子どもの貧困問題に思いを寄せていただいた、一般の方。
アウトリーチや勉強会に何度も足を運んで来られ、「まずは自分に出来ることから」と声をあげてくださった方です。
急な提案ではありましたが、快くお引き受けくださり、また、他の参加者の方を丁寧にリードしていただきましたこと、誠にありがとうございました。
以下、ご参加いただいた方の声です。
○外国人(一見して見分けがつかなかったので)の方に声かけをしたが、言葉が通じなく残念な思いであった。自分自身、語学を学ぶと共に、カードに英語表記があれば良いと思いました。
○最初なので勇気が出せず、今後継続していくことで声かけできるようにしていきたいです。
○手渡しする相手の方も急いでおられる方が多いので、最初の一言が大切だと感じました。渡すことが達成感になってはいけない。目の前の人に寄り添う気持ちで接していくことが大事だと思いました。
○声かけはノウハウじゃない。自分の内実。本当に貧困を無くしたいとの思いで声かけすることが大事ですね。
などなど。
スタートが19時を過ぎていたこともあり、なかなか子ども連れの方にも出会いにくい時間帯でしたが、みなさん、必死で動かれておりました。
これから少しずつ日が落ちるのも早くなってくるので、次回はもう少し早い時間からスタートして参ります。
次回10月度のアウトリーチは10/4(土)の予定です。
(※変更の可能性あり)
集合場所と時間はまた追って連絡致します。
今後も、アウトリーチは、ただの活動の場というだけでなく、集って学べ、考え、それぞれが自分に出来ることを見つけていける場にしていきたいと思います。
「知ってしまった責任」を「学んだらすぐアクション!」として繋げていける活動が、私たちのアウトリーチとしていきたい。
みなさまのご参加、ご協力にお願いするしかありません。
この活動をブラッシュアップしていくためにも、今後ともどうかよろしくお願い致します。