【政策提言活動のご報告】

3月10日、日弁連、JNNC(日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク)主催、国連女性差別撤廃委員会の第7回・第8回日本政府報告書審査に関する院内集会が、参議院議員会館で行われました。

国会議員含む100名以上の方が参加し、大阪子どもの貧困アクショングループも発言の機会をいただきました。

今回、女性差別撤廃委員会に、全国「精神病」集団とともに、2本のレポートを送りましたが、勧告(総括所見)では、「シングルマザーとその子どもたち」に対するものが入り、本当にうれしく思っています。

◇徳丸発言内容
「さらに今回、パラグラフ41・48では、シングルマザーの婚姻解消時における、法的規定の欠如やパワーバランスの不均衡により、女性が弱い立場にあること。

その結果、財産分与や養育費の支払いについての合意ができない事案では、子どもが極貧状態に置かれることといった、子どもたちへの経済的ニーズの充足を含めた、子どもの福利保証についても勧告されました。

子どもと女性の貧困は地続きです。
これらが確実に実施されることを強く願います。」

以上

*勧告内容に関しては、以下をご覧ください。
http://ajwrc.org/doc/CEDAWConcludingObsevations20160307_JP_JNNC.pdf

子どもの貧困は、簡単に解決する問題ではありません。
目の前、現場を大切にしながら、必要条件である制度も変えていくため、地道に活動を続けて参ります。

引き続き、ご支援・ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。